ID:70753
えすぱっ子
by ひかる。
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■プリンス東海 静岡学園高校戦
1(−) 犯OS 1(−) ・小泉
7(2) ファウル 15(2) ・桑彬、・長沢、・神田、・町田、・岩本、×桑卓、・神田、・佐傑、・岩本、・桑卓
・長沢、・佐傑、・克彦、×岩本、・岩本
[後半]
清水エスパルスユース (29〜43分)
−−−−−−− 山崎晃 −−−−−−−
− 桑原彬 −岩本− 佐野克 −小出−−
−−−−−−−−前田−−−−−−−− 15分:神田 →山崎竜 (町田OH、山崎竜FW)
−−小泉−−−−町田−−− 桑原卓 − 29分:佐野傑→小出 (桑原卓LH、小出LB、左図参照)
−−−−−−長沢− 山崎竜 −−−−− 43分:小泉 →渥美
−−−−−−國吉−−長崎−−−−−−
−−−−−−−−杉浦−−−−−−−−
−−枝本−−大塚−−佐野−−太田−−
−−−−小川−−小坂−−藤田−−−−
−−−−−−−−船崎−−−−−−−− HT:吉田→佐野、高岸→長崎 (左図参照)
私立 静岡学園高等学校
後半、静学は一気に2人を交代。同時にシステムを3-4-3から3-4-1-2に変更する。前半の静学は前線の3人が清水の4バックにほぼ完璧に抑えられており、そのため中盤の4人は前線と最終ラインの距離を自ら持ち運ぶしかなく、莫大な運動量が強いられていた。しかし、後半は2トップの下に杉浦を置くと、杉浦は前線やボランチと度々入れ替わって縦にギャップをつくり、前線との中継点が生まれた。清水はこの中継点を誰が潰すのか…CHが潰さねばならないのだが…が不明瞭。しかし、相手の攻撃回数こそ多くなったものの、ゴール前のドリブルやショートパスは4バックが問題なく跳ね返し、なんとなく前半の延長線=清水優位の雰囲気で、静学の攻勢が続いていた。
ところが5分、中に絞ったDH佐野が狭いところをグランダーでクサビを通す。PA右角でポストに入ったFW長崎がダイレクトで左に反射させ、裏に飛び出したLW枝本。正確にファーへ決め、0−1。それまでのドリブル主体から、一気に攻撃速度を上げてみせた。動揺の見える清水に対して静学は更にギアを上げ、前に出てプレスを強める。そして12分、CH前田のクリアをカットしたDH大塚がそのままミドル。GK山崎晃が枠内から掻き出し、右CKになる。静学は2人がコーナースポットに向かっていたのに、清水は明らかに注意を怠っていた。その一人、佐野が蹴って下げ、角度がついた位置から國吉。左足のクロスは巻いて曖昧な位置のDFラインの裏に向かい、飛び出したOH杉浦がGK山崎晃の前でちょこんとヘッド。ゴールに吸い込まれた。0−2。
ここで行徳監督が動く。神田に代えて山崎竜を入れ、元来FWの町田をトップ下に、前田をワンボランチに置く超攻撃的布陣を選択。同時に曖昧だったバイタルエリアを前田に任せるという、守備の修正でもある。しかし静学はゴール前を7人で固め、だが中盤の4人は決して上下運動を怠らず、清水が後ろでパスを回せば前に出てプレスを掛けた。この膠着状態に対して18分、岩本が右サイドを持ち上がってクロス、長沢が頭で落とすがFW山崎竜と合わない。清水は後方に岩本・佐野克・前田と攻撃参加していない片側のSBの4人だけを残し、玉砕覚悟での攻撃を開始。とりわけ広大なスペースを埋めた岩本・佐野克の頑張りが目を見張った。21分、町田の粘りで得た左CKを小泉が蹴るとファーで長沢が落とし、岩本が右足で押し込むも、GK船崎が至近距離でストップ。
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04月22日(土)
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