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えすぱっ子
by ひかる。
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■クラブ選手権 静岡県予選 ジュビロ磐田戦
その後も中盤の潰し合いで優位に進める清水は、森安や枝村が積極的にドリブルで持ち上がり、相手を押し込む。18分には、石垣のロングフィードを大瀧が左タッチライン際で受けると、溜めて後ろの篠田へ。篠田はダイレクトでアーリークロスを入れ、逆サイドの阿部が頭から突っ込むが、オフサイド。峰村の戻ってきた磐田の最終ラインは連携面で非常に光るものがあり、精度の高いラストプレーを許さなかった。
一方、押し込まれてはいる磐田だが、最終ラインの裏にある広大なスペースはむしろ好都合。特に中に絞りすぎる傾向のあるSBの裏は狙い所だった。この日キレキレの岡本、16分には石垣、村越と抜き去ってミドル、これは海人のファインプレー。23分、岡本は篠田を背負ったポストプレーから篠田のいたスペースに山本のオーバーラップを引き出すが、クロスは戻った枝村がクリア。そして25分、岡本が左寄りで受けると、緩急を付けて中に切れ込んで石垣を置き去りに。高柳がすかさず進路を塞ぐが、鮮やかな切り返しで方向転換、PA内へと抜け出す。慌てて篠田がカバーに行くが、これを嘲笑うかのように篠田のいた右へとラストパス。そこに上田が飛び出し、至近距離からシュート。だが、内から回り込んだ村越が猛烈なスライディングで、これをブロック。最後の一線で踏みとどまる。
29分、村越のアーリークロスを松井がキャッチすると、カウンター。すぐにパントキックで前線に送り、上田がハーフライン中央付近で受ける。この時、村越が攻め上がっていたため、左SBの篠田は中央に絞っていた。篠田が上田をチェックに行くが、上田は反転しながら篠田のサイド(右)に展開、下がっていた岡本が猛スピードで駆け上がり、完全に独走。25M余りを駆け上がり、追い縋る篠田を尻目に再びキャノンシュート炸裂。海人が塞ぐニアの僅かなスペースを割り込み、磐田が先制する。0−1。
ついに均衡破れ、追い掛ける清水。33分、村越の右クロスは阿部が胸で受けるが振り向けず、再び右サイドに流す。そこに上埜が待ち受けて再度センタリング、低い弾道は萩原がインサイドでカット、しかし僅かに弾んだトラップを見逃さず、真希が体を思いっ切り倒してボレーを放つ。だが、カバーした峰村がブロックし、ゴールに飛ばせない。
34分、上埜のカットから速攻の形。森安に戻して更に枝村に渡ると、一瞬枝村の方を向いた峰村の背後に真希が動く。枝村からパスが渡って峰村が慌てて振り返るが、右の阿部にパスを送るとみせたキックフェイントで峰村の動きを止め、真希はドリブルを開始。15M余り中央突破し、追い縋る岩本が間に合う前にPA内でシュート。しかし、ボールはニア外に外れる。このあたりが岡本との差か。
試合はその後動きなく、より決定的な仕事が多かった磐田が順当にリードして、ハーフタイムを迎える。
ジュビロ 清水エスパルス
7(5) シュート 2(1) ○枝村、×真希
3(0) 右クロス 5(2) ×上埜、○阿部、×上埜、○村越、×上埜
4(0) 左クロス 4(1) ×大瀧、×森安、×大瀧、○大瀧
2(1) 右側CK 2(0) ×大瀧、×大瀧
1(0) 左側CK 1(0) ×枝村
[後半]
後半、先に攻撃を仕掛けたのは追い掛ける清水。1分、村越のチェンジサイドから大瀧がクロスを入れると、3分にも大瀧からの左クロス。これはファーに流れるが、上埜がフォロー。上埜は反転し、PA手前でマークと相対するが、さらに右外、上埜の後ろに枝村が流れてパスを受け、十分に抉った位置から狙い澄ましたクロス。ニアで阿部が頭で合わせてゴールネットを揺らしたが、際どいながらオフサイドの判定。
同点の機会を逸すると4分、逆に磐田の左CK。真希がクリアし、二次攻撃も防ぐが、5分、流れたロングフィードを拾った海人が左サイド、大瀧目掛けてスローを入れるも、その手前で山本がカット。筆者がメモを書いている間に(爆)、タッチライン際30Mの位置でパスを受けた藤井が、GKの位置を見て「狙った」ロングシュート。自らのミスに集中を欠いていたか、大きく弧を描くボールに海人の指先は届かず、ファーサイドネットに吸い込まれていった。0−2。非常に痛い追加点を与えてしまう。
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05月10日(土)
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