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えすぱっ子
by ひかる。
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■SBS国際ユースサッカー 最終日
清水だけを考えれば、高山の性徴を理解しており、適切な配役を与えられることだろう。だが、代表では役回りが限定されるような選手は敬遠される。勝手ながら、高山は代表レベルを目指して欲しいと思うので、一層の精進を期待したい。
○杉山 浩太 清水エスパルスユース・3年(17歳)
クラブユース選手権では173cm登録が175cmに。ちょっと見ない間に伸びたな(笑)。だが、高山と3cmしか違わないとは、とても思えないのだが。以下、今年の盆休みは、実家の都合で家から出られなかったので、暇潰しをしてみた。
●杉山浩太マニアックス
パスの結果は、◎は味方に渡ったもの、○は相手がカットして外に逃げたもの、△は味方に届かず外に出て相手ボールになったもの、×は相手に渡したもの。
シュートの結果は、◎はゴール、○は枠内、△は相手ブロック、×は枠外。
タックルの結果は、◎は奪取、△は共に囲んだ味方が奪取、×が交わされたもの。タックルは体をぶつけるものの他に、相手の前に入ってカットする動きなども含めている。
・パス総数 25回 前半14回/後半11回
( 84%:◎:19、○:2、△:4、×:0)
方向:前 16回 ( 75%:◎:10、○:2、△:4、×:0)
横 9回 (100%:◎: 9、○:0、△:0、×:0)
後 0回 ( −−%:◎:−−、○:−、△:−、×:−)
足別:右 20回 ( 85%:◎:16、○:1、△:3、×:0)
左 5回 ( 80%:◎: 3、○:1、△:1、×:0)
タッチ数 2.72回/平均
1回 5回 ( 80%:◎: 4、○:0、△:1、×:0)
2回 7回 ( 86%:◎: 5、○:1、△:1、×:0)
3回 7回 ( 71%:◎: 4、○:1、△:2、×:0)
4以上 6回 (100%:◎: 6、○:0、△:0、×:0)
・クロス数 1回 (右クロス:右足、3タッチ目、×)
・CK回数 1回 ( 左CK:×)
・FK→パス 4回 ( 25%:◎: 1、○:0、△:0、×:3)
・シュート 3回 (35M級:右足、2タッチ目、×)
(直接FK:右足、1タッチ目、○)
(15M級:右足、1タッチ目、△)
・タックル 14回 前半11回/後半 3回
( 43%:◎: 6、△:4、×:4)
・ボール喪失 1回
・ファウル数 0回
・被ファウル 3回 (うち、相手イエロー1回)
少ないタッチで素早く前に繋ぐ、浩太のスタイルは、数字からも浮き彫りにされている。64%を前方にパスし、バックパスはなし。それでいて成功率は平均84%。特に奪われるのが危険な横パスを、全くミスしていないのは、称賛に値するだろう。また、自分がボールを受けながら奪われたのは1度のみ、それも高山がタックルに入った勢いのまま横の浩太に渡したものをカットされたもので、足下に収めたものではない。
一方でセットプレーの精度は低い。浩太の凄さとは、正確に蹴る技術よりも、流れの中で動きながら、スペースを見つける判断力にあるということか。FKのシュートは鮮烈だったが。
守備的な部分は浩太がユースに昇格して以来、最も伸びた部分だが、タックル結果の内訳を見ても、少なからず効果的だったと分かる。それだけに後半の失速は不本意。前半から疲労の色は濃く、パスの回数も司令塔として失格なほど、極端に少ない。危ないプレーで警告を受けることも多い選手なので、むしろファウル0は動けなかった証。高円宮杯に向け体調を整えて頂きたいところ。
○阿部文一朗 清水エスパルスユース・2年(17歳)
クラブユースMVPが阿部に欠けている要素である「自信」を植え付けたのか、単純で分かりやすい動きで、途中交代ながらゲームの流れを自分に引き寄せた。武器である地上戦の速さは披露することはなかったが、ボックス内の強さは光っていた。
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08月14日(水)
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