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えすぱっ子
by ひかる。
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■中日本スーパーリーグ ジュビロ磐田戦
後半立ち上がり、監督から前半の動きを指摘されていた風間が、オープンプレーのボールをPA内に足で戻してキャッチしようとしたが、FWに寄せられ慌てて掴んでしまい、ハンド。これは監督の逆鱗に触れたらしく、即座にGK交代に。
交代直後の後半8分、磐田にPA内中央で粘られたところ、森安が後方から勢い余って押し倒してしまう。PKを沼野に決められ、0−1。磐田先制。
しかし、GKの声は神の声とは良く言ったもので、山本の自信に満ちたコーチングにより連携面の拙い選手の動きが、劇的に改善されていく。最終ライン、特に高山の動きには特筆するものがあり、空中戦も、地上戦も、自分の裏を狙ったスルーパスをも、全て撃退。己のゾーンを磐田から封殺する。
そして14分、下がってこぼれ球を拾った仁科がキープ、倒れながらも左の岡村へパス。スピードに乗った岡村はDFをすり抜け、センタリングを獅子内がヘッド。GKに弾いたボールはバーに嫌われるが、混戦の中、跳ね返りを獅子内が粘って押し込み、ゴール。同点。1−1。
その後は、清水が勢いを取り戻す。
23分、枝村の縦フィードを受けた獅子内、ステップでDFを外しミドル。枠外右上。
25分、こぼれ球を仁科がキープ、次の瞬間に体勢を直し、突破。PA内右にDFを引き連れて侵入すると、DFに潰されながらも右足一閃。GKが弾いたボールは獅子内がDFと交錯、そのこぼれ球を拓也。これは大きく左へ。
35分、拓也の中央突破で得たFK。枝村のボールは跳ね返されるが、拾った鈴木がPA角左45度から左足。GK、逆を突かれて届かずも、ファーサイドに逸れた。
最後は、高山のミドルをゴール前の拓也が頭で逸らすも、GKが的確に掴んだ時点で笛。若いメンバー中心ながら、後半持ち直してのドローは健闘と評価したい。
▼試合結果
清水エスパルスユース 1−1 ジュビロ磐田ユース
得点:48分:磐田・沼野 成吉(PK)
54分:清水・獅子内善雄(なし)
▼選手寸評
16風間翔太 4.5 DFと呼吸が合わず。特長のはずの判断力・足下の技術で課題。
17天野数士 5.0 巧い選手。巧いのだが…無駄が多い。身体能力を生かすべき。
04高柳亮太 6.0 上がる周囲の裏を破綻無くカバーリング。高柳の積極性も見たい。
20高山純一 7.5 別次元。
18森安洋文 6.0 守備や周囲との判断に課題を残すも、局地戦では強さを発揮。
07杉山拓也 6.5 ドリブルは鋭い。守備も改善。あとはロングキックの安定度だ。
06渡邊優希 6.0 飛び出しやドリブルを多用する新境地に挑戦。パスはズレた。
24枝村匠馬 5.5 司令塔。巧みにキープし大きく展開するも、受け手と呼吸が合わず。
15岡村総一郎 5.5 ドリブルは十分に通用した。だが、それ以外の選択も必要だ。
13仁科克英 6.5 副司令塔。遺漏無く技術は高い。ゴール前で合わせる技術は絶品。
09獅子内善雄 5.5 身体能力では全く負けていない。周囲と意図が噛み合わず。
21山本海人 7.0 低くて澄んだ、よく通る声。
26鈴木真司 6.5 周囲と連携不足も、単独突破・キープ・シュートと切れ味鋭利。
03上埜健太 ---
03月24日(日)
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