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えすぱっ子
by ひかる。
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■用語説明
◎は得点に繋がったもの、○は味方に繋がったもの(但しPAを横切って、逆サイドに流れたものを除く)。( )内は◎と○の総計。
左右CK:
コーナーキック。◎は得点に繋がったもの、○は味方に繋がったもの(但しPAを横切って、逆サイドに流れたものを除く)で、シュートに至る必要はない。但し、ショートコーナー(直接クロスを入れずに、近くにいる味方選手にパスをすること)は含まない。ショートコーナーの場合は、△で表している。( )内は◎と○の総計。
犯OS:
オフサイドの反則を犯した回数。公式記録でオフサイドというと、オフサイドを奪った回数(=間接FKを得た回数)を記録するのが普通だが、能動的に捉えた方が選手のプレーの特徴が見えやすいので、この方式にしている。
ファウル:
ファウルを犯した回数。但し、オフサイドは含んでいない。公式記録ではファウルの回数ではなく、直接/間接FKを得た回数を記録するのが普通。×はDFゾーン(フィールドの自陣側3分の1の地域=ディフェンディングサード)での反則、( )内は×の総計。
アシスト:
得点者にラストパスを渡した選手。受けた後、長いドリブルなどが入ると記録しないことも。
●一般サッカー用語
このHPでよく使われていて、かつ、普遍的でない言葉を説明する。
アンティシペーション [anticipation]
直訳すると、予測。一般的には、そのままの意味で使われるが、ワールドサッカーダイジェスト144号には、「マークしている相手がパスを受ける直前に、ボールを奪う守り」のこととある。相手のパスを読んで、マークする相手より早く動き出してそれをカットすることで、このHPではしばしば、その趣旨で使われている。安易なクサビは、よくこれの餌食となる。
オフ・ザ・ボール [off the ball]
ボールを持っていない状態のこと。サッカーでは、一選手がボールを持っている時間は、通算2分ほどと言われており、残り88分におけるオフ・ザ・ボールの動きの重要性が叫ばれる。攻撃時には、サポートの動きが必要となり、代表的なものに、プルアウェイ(DFから一度離れた後、方向転換・急加速で、そのDFの視野の死角を突く動きのこと。曲線的に動くのを、トルシエは特にウェーブと呼んだ)、ダイアゴナルラン(直訳の通り、斜めに走ること。ゾーンで相手が守る場合、マークの受け渡しが必要になり、混乱を招きやすい)などがある。また、選手AからBにパスが出た時点で、Bからのパスコースを予測して走り出すCやDの動きを、第3の動き・第4の動きと言う。守備時にはアプローチ、チャレンジ、カバーリングなど、ディフェンスの原則に即した動き全般を指す。
クサビ(のパス) [楔(のパス)]
楔とは、V字形に作った堅い木や金属のことで、物を割ったり、隙間を広げたりするのに使う。「楔を打ち込む」とは、「敵陣に攻め込み、これを二分する」という意味の、一般用語である(小学館国語大辞典(新装版))。サッカーでは、前方にいる選手の足下に入れる縦パスのこと。相手の守備組織が強固で、簡単に崩せない場合、まずはクサビを入れて起点を作り、そこから展開する(=ポストプレー)ことで、守備組織の隙間を広げようとするわけである。
スイッチ [switch]
直訳すると、交換。ボールを持つ選手に向かって走り、交差する(クロスオーバー)際にボールを受け取って、走り抜ける。動きはそのままに、ボールだけが「交換」されることになる。バスケのように動きの激しい球技に、頻繁に見られる動きで、相手のマークや注意を混乱させるのが目的。
スクリーン [screen]
直訳すると、遮蔽。ボールと相手の間に自分の体を入れて、相手がボールを奪おうとする動きを封じること。桜木花道の必殺技の一つ(笑)。バスケと何ら変わることはなく、一定の競り合いはルール上、認められているため、相手の圧力に潰されない強靱な足腰と、入れ替わろうとする動きに騙されない駆け引きが必要となる。
ダイアゴナルフィード [diagonal feed]
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03月20日(日)
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