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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■【ネタバレあり】050910−ハロ☆プロ パーティ〜!2005 〜松浦亜弥キャプテン公演NEO〜@春日部市民文化会館(夜の回)を見る
開幕戦は全く面白く感じなかった、「ハロ☆プロ パーティー NEO」。
しかし二週目は非常に面白く感じました!
何といっても音が良かったのが大きい!
開幕の八王子は音響が最悪でしたからね。中高音はこもるし、低音は響かないし。
MCがよく聞き取れない2000人レベルのホールってはじめて……
しかしながら、今日の春日部市民文化会館は、きちんと低音が響き、高音は綺麗に粒立ち、
ボーカルの肌理も味わうことが出来ました。
さらに、照明効果にも「ゴージャスなショー」というニュアンスを感じました。
先週の公演では場末間の漂う、「寂れた地方営業」という感覚を抱いたものですが、
今回はそうした感覚は全く抱かなかったように思います。
「ザッツ・エンターテインメント!」という遠心力を放つ、“金の取れる”ショーでした。
ライブ中に「いったい先週とは何が違うのか」ーーずっと自問自答していたのですが、
やはり単純に音の問題が大きかったと思います。僕の場合、席が近いとか、
レスをもらったとかいうことよりも、きちんとした音で聴きたい、という欲求が強いようです。
僕は万人に対して開かれた「ショー」を見たいんですね。だから、ディナーショーにも
いまひとつ興味が沸きません。僕は遠くでもいいから「凄い物事」を見たいのです。
近くで「可愛いあの娘」を見たいわけではありません。
そうした開かれたエンターテインメントを可能にする必須の契機として「音」の問題は
あるようです。黄金期のモーニング、松浦のように、存在自体に圧倒的なグルーブ、
熱量があれば、空間を共にしているだけでも、満足出来るということになり、
また話は別なのでしょうけど。
話がそれました。
コンサートは前半戦が終了したところで、℃-uteが登場。
ハードコアなヲタさんは歓喜する所でしょうか。紅白をモチーフにした衣装がフレッシュでした。
「行く!ZYX FLY HIGH!」「FIRST KISS」「幸せビーム! 好き好きビーム!」
「手を握って歩きたい」の4曲を披露。
これは嬉しいサプライズではありましたが、すべて口パクで、ショート・バージョン。
パフォーマンスに感じるところはあまりありませんでした。
もちろん、小動物としては非常に可愛く、観察甲斐のあるところではあります。
しかしながら、観客のテンションが最も下がったのは℃-uteの部分だったと思います
(もしかしたら観察モードだったのかもしれませんが)。
℃-uteに関してはもうひとつ感じたことがありました。
以前から、感じていたことの再確認なのですが、
萩原舞から梅田えりかまでが在籍するデコボコ感は、どうしても往年のモーニングを
想起させるところがあります。ライバルと目されるベリーズはそれなりに粒ぞろい、
つまりはレベルの統一されたグループだと思います。
それに反して℃-uteは、きつい言い方ですが、残り組の寄せ集め。
「負け組み」という点でも、「寄せ集め」という点でも、「デコボコ」という点でも、
かつてのモーニングに近いニュアンスを感じるのです。
もちろん彼女たちには、旧モーニングのスケール感、崖っぷち感はありません。
小粒であることは間違いありませんが、この寄せ集め感が今後、
グループとしてふり幅になることを希望たいですね。
また、鈴木愛理が嗣永桃子化しているような印象を受けました。
ルックスとたたずまいと。キャラの方向は別だと思います
(鈴木にはまだ確立したキャラさえない)が、
プロフェッショナリズムというのか。芸事に取り組む覚悟が近いのかな?
話は飛びます。Wの新曲はいいですね! ライブで聴いて完全にハマりました。
正直、tATuっちゃtATuだけどね(笑)。でも、安倍麻美「「Our Song」、
推定少女「Chewing Girl」とかと混ぜたら綺麗に繋げそう。
今年のハロー!作品では「紫陽花アイ愛物語」に次ぐ完成度じゃないですかね。
c/wまで完全に同じ曲調なのにはやや萎えですが……。
アンコールの「めちゃホリ」「可能性の道」はやはり疑問。
春のアカペラ〜「笑顔に涙」に比するとかなり感動は薄いように感じます。
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09月15日(木)
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