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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■石川卒業
ハロモニ。前に雑感を記す。


実に石川らしい卒業劇でしたね。自身が望んでいたような明るい卒業式になったのではないでしょうか。

アンコール前、ピンクのサイリウムが一斉に打ち振られる会場。感動的というより何だか淫猥な
雰囲気に(笑)。そこに「大阪 恋の歌」だからね、安キャバレーのような(笑)。
どうやって泣けというのか(なんて「I WISH」の時点でボロボロでしたけどね、全部乾きました)。

オーラスの「ザ☆ピ〜ス!」〜「ハッピーサマーウェディング」インストでも涙に溺れる事無く、
お金の取れるパーフェクトなステージスマイルを披露した石川。

5年前、震える声で「よいっしょー」と言うばかりだった初登板の新人は、5年の歳月を
経た昨日、自らの“主演”コンサートにおいて、頼もしいエースとしてバックの9人を引っぱり、
立派に完投を果たすまでに成長しました。

彼女の5年間、それはあの完成された満面の笑みを創るための月日だったのではないでしょうか。
素晴らしい!!


以下メモアットランダム

・手紙を読み上げる演出は良かったですね。石川のお人形さんキャラというかフィギュア感が
上手く出ていたように思います。モーニング的には、メジャー感のあるキャラ優先タレントは
彼女が最後ですね。4期は奇跡。

・石川、紺野、亀井、藤本の「モーニングコーヒー」が凄かった。砂糖を鷲掴みにして
コーヒーカップにブチこんだような極甘「モーコー」。コーヒーの渋み、苦みは藤本歌唱のみ。
コーラスとしてコントラストを形作れるのも彼女の声だけでしょうね。現在のモーニング娘。を
代表する曲は? と問われたら、僕は迷う事無くこの「モーコー」を挙げます。良くも悪くも
あれが現在のモーニング娘。。楽しみますよ。

・ある意味では、今の藤本は非常に“おいしい”ポジションにいる訳ですね。替えの聴かない
キャラだから。今ツアーでも目だちまくり。矢口以後はさらに目立ったような。

・「春の歌」はやはり矢口の歌。吉澤も頑張ってはいたが……。

・ふたつの「ふるさと」。新垣「ふるさと」は安定はないが、雰囲気、佇まいはあり。
高橋「ふるさと」は安心して聴けるが、味は感ぜず。高橋の歌唱って、モーニングの中では
安心して聴けるけど、あの年代の女の子にしか出せない“風味”ががほとんど出てないと思う。
「教科書」「大仰」「重い」。反対に新垣声は、その雰囲気、肌理にハッっとさせられることも
しばし。ただし、その時間は持続せず、「もう少し上手くなって」と思う時間が長し。
難しいところですね。

・自己紹介MCの演出が変わっていたのはちょっと残念。ツアー前半戦は「神々に祈りを〜」旨の
台詞を言った後に次の人に繋いでいたからーー美術との整合性もありーーステージ独自の時空を
形作る重要な役目を果たしていたように感じました。しかし、昨日は単に「今日もよろしく」
でしたね。変更はいつからでしょうか。こういう小技が重要だと思うんですが。

・「ミラクルエース」は、賛否半ばというところでしょうか。みなさん「歌を見てないんで」
という留保を付けてから、「可愛い」「大した事無い」「オーラを感じる」云々。
ルックス優先で選ばれた、という声が多かったかな? 武道館でもまるでお姫様のような扱い。
いずれにせよ、破格の待遇であることは間違いありません。

・ 「紫陽花アイ愛物語」は四つ打ちの「すみれセプテンバーラブ」みたい。Aメロが
あんな感じの中華〜ジャポニスム・エキゾ。展開が不自然かな。しかし全体的には好きです。
05月08日(日)
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