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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■新曲雑感二題。
□
Wの「ロボキッス」。気に入りました!
仙台Wスタンバイ!ライブにおいて生で見て好感触を抱き、さらにハロモニ。を見てハマりました。
お手軽でコケティッシュ。一度聞き出すと止まらないーージャンクフードのように。
これぞ正しいアイドルポップスなのではないでしょうか。
全体的にはテクノポップ(歌謡)リヴァイバルを意識した曲調の本作。Wのデュオとしての新しい
魅力が詰まっていると思います。残念ながらハモりはほとんどありませんが、Wにとってハモリは
数多ある武器のうちのひとつにしか過ぎないのでしょう。そう思わせるほど魅惑的で愛らしい
ガールズPOPになっていると思います。
Aメロはワンギャル風のつんく流歌謡ゴーゴー(やや70'Sアニメソング入り)。ピコピコ音が
入っているので新しいテイストが出ています。Bメロはちょっともったいない出来かな、
けど瑕瑾でしょう。そして、こまっしゃくれて蠱惑的なサビ。疾走感がたまりません。
シンセストリングスのスタッカート。キラキラしてて艶かしい。「好き好きっ キス」という
歌詞は小西康陽@ふーみんへのオマージュなのかなとも思いつつ、ありがちだしとも逃げられつつ。
さらにちょっと“H”な振り付けも秀逸。特に加護のキャラが生きているように思います。
辻に背中のねじを回されて立ち上がる加護が作るスマイルの色気といったら! 胸がかき乱されて
しまいます。早くPVも見てみたくなりました。
1stツアー“Wスタンバイ!”で見た加護は、何も出来ないベリーズちゃんたちを相手に、大人の
振る舞い(MC)をせざるを得ず、慈愛あふれる“日本のお母さん”的たたずまい(東山千栄子や
富士真奈美的な全許容菩薩笑顔)が印象的でありました。が、今回の曲では彼女ならではの
コケティッシュな面が上手く引き出されています。彼女のタレントとしての振り幅に改めて感嘆
させられますね。何て、奥深いんでしょう! しかし、ベリーズちゃんたちとのセット販売は
そろそろ終わりにしたらどうでしょうか? ファン層も違うし、Wにとってもったいないと思いますよ。
Wは、1stシングル〜カバーアルバム〜2ndシングル〜3rdシングル、と制作物に一貫した
コンセプトを感じ取れますね、そしてそれは上々の成果を挙げているのではないでしょうか。
正直僕は「デュオU&U」は好きではなく、あまり聴かなかったのですが、2nd、3rdシとシングル
で結果を出されると、もう一度きちんと聴き直す他はありませんね。メロンやカン紺藤のように
音楽的に迷走されると、何ともハマりにくい(あの音楽性の混乱だと残るのは、メンバーに恋愛感情を
抱いたファンだけになるのではないでしょうか?)ものですが、ある程度道筋を辿れるようにして
もらえれば、こちらも応援しがいがあるというものです。30代の中盤くらいのスタッフがアイデア
出しながらワイワイやってる、な〜んて勝手に想像してます。
とりあえず、僕はこの作品を音楽好きの友人に勧める事が出来ます。
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http://tvstation.jp/special/artist/morning/W.htm
アレンジ二人ってのが今ひとつ分かりませんな。元メロ作成担当とピコピコ中心のマニピュレーション
とが別過程になったとかかな。ピコピコ抜けば高橋氏アレンジのワンギャル風だし。高橋氏から
上がってきたものに、つんく氏が「もっとピコピコならへん?」ってな感じでダメ出し、電子音が
お得意の田中氏に音作成から依頼し直したとか。根拠なし。完全に想像であります。
□
モーニング新曲は……ライブで一回聴いただけなんで……
荒井由美つうか石川ひとみの「まちぶせ」、ハローで言えば松浦の「あなたの彼女」みたいな……。
ロネッツ「BE MY BABY」からサウンドの奥深さを引いて、複製名画のような安くロマンチック
(?)なハープシコードを足して。メインボーカルが紺野、道重、藤本、石川……その他の人たちは
マイクさえもっておらず……高橋が切られてた……。
アイドルをアイドルとして売ろうとするとこうなるのか。生写真商売のための歌?
10月04日(月)
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