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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■Berryz工房1stアルバム「1st 超ベリーズ」
を聴きました。つんく氏頑張ってます。気合入れて新しい世界を作ろうとしている
ように感じました。意欲作です。
全体的にはモーニングの「ファーストタイム」と「セカンドモーニング」を合わせた
ような感触を受けました。
モーニングの1st、2ndは比較的シンプルなフォークロック的バンドサウンドが多かった
けれど、今回のバックトラックはほぼ完全打ち込み。デジタルなテイストを前面に
出しています。サウンドの表面的にはそこが違うけれど、サウンドが志向している
世界は似た地点にあると思います。バージニティ、ピュリティ、スィートネス……。
デビューの恥じらいと興奮。
収録曲では、今のところ「恋はひっぱりだこ」と「蝉」がオキニすね。
前者は、サマーリゾートに繰り出すトキメキを躍動感たっぷりに描いたファンキー
チューン。 後者は、帰省時に抱く感慨を乾いたタッチで浮き彫りにするビートリッシュ・
テイストのミドルテンポ・ナンバー。
サマーバケーション二態。
アルバムトータルでも夏の甘酸っぱさは表現されているように思います。
あと、「フラッシュダンス」みたいな「安心感」はでかい音で聴くと悪くないかも。
個人的には、一番苦手なタイプのポップスなんだけど(ミュンヘンディスコのころの
ジョルジオ・モロダーは大好きだけど、その後は大嫌い!)。
アレンジャーは平田祥一郎、田中直といった若手が中心。そこに要所で鈴木俊介、
高橋諭一といったベテランが絡むかたち(ちなみに上記の「恋はひっぱりだこ」は
鈴木俊介、「蝉」は高橋諭一がそれぞれ手がけています)。
アルバムラストは「Hello!のテーマ」。今後のハロー!を担っていくのはベリーズ
〜キッズだという想いからの選曲でしょうか。率直に言って、ここに収められた
ベリーズたちの歌唱には全く感心できないんですが、年数を経て振り返った時、
未熟なベリーズたちが残した記念すべき一曲となることを願ってやみません。
07月02日(金)
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