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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■演出
忙しい。
札幌レポ、じっくりやりたいところだが要点のみ記す。
□
松浦ライブ。歌は回復。「草原の人」がもうこれ以上ない絶品。繊細さと剛毅さと。
昨秋披露初め頃の不安手さはすっかり影を潜め確実に安定。元々存在していた
小鳥の羽の様な軽やかなファルセットの魅力に、さらにある種のドスの様な迫力、
諭すような説得力が加わってきた。歌詞の世界観も曲調も薄っぺらな“教科書的”
としか言えぬ、好きでも何でもない、いや寧ろ嫌いな歌だが、あれだけの歌唱を
されるとただただ聞き入るのみ。17歳を目の前にした小娘に諭される中年人生も
また面白きかな。
ただ、コンサート全般の構成・演出は相変わらず。これから、というところでＭＣ、
ビデオコーナーに行ってしまい、結果のれるのか、のれないのか判然としないライブ
となってしまう。札幌から、藤本ビデオが昨年春の平家コーナーを髣髴とさせる
「クイズミキオネア」なるものにチェンジしていたが効果的とは言い難し。ただ
ビデオを変更しただけ。客席を見ない変更のための変更。もちろんこれはあの畳み
掛けるようなド迫力演出の後藤真希ライブを見たからこその厳しい視点。後藤での
ビデオ変更は、ライブでもハイライトの「手握」において、ツアー途中からバック
のビデオに歌詞をスーパーインポーズし、そしてそれに合せてバックトラックの
音量調節（会場全体で歌えるように！）といった客席の反応を見据えた素晴らしく
効果的な演出変更。後藤、松浦、「ふたりは別物」という善意に溢れた見方もある
だろうが、個人的には徹底的に比較すべきであると強く思う。タレントとしての
好悪は別として、“アイドル”という同一ジャンルに属する見世物興行の出来、
不出来は比較すべきであろう。ヲタの声は必ずフィードバックする、はず……。
曲単体では相変わらずハローでもブッチ切りのパフォーマンスを見せる松浦だけに
演出不行き届き惜しいことこの上なし。秋ツアーでの改善を切に求む。
□
トオル。くんはじめ、札幌のヲタモだちには大変お世話になりました。
後藤に魂抜かれまくりのハシモトくん、空港まで出迎えてくれたUSKくん、ヲタ
Ｔシャツデザイナーの骨法くん（今度また頼みます）、福岡で後藤コンニ連発の
翌日、札幌で松浦コンニ連発の偉業を成し遂げたサ●トウくん、遅くまでヲタ話に
付き合っていただいたＫＢ御夫妻etc...。
またお会いしましょう！
□
今度の土曜は新潟行きます。草原聴きに。現地では、コニーくんや古泉智浩さんたちと
会う予定。去年同様どうせ新潟県民会館前の芝生でビール飲んでると思うので
見かけたら気軽に声掛けてくださいな。
06月19日(木)
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