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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■『マッキングGOLD1』雑感

朝まで自宅で追い込み編集仕事。軽く寝た後に千駄ヶ谷の新事務所近辺で二、三
打ち合わせ。仕事上で変動あるも、その過程で様々お誘いいただけたことは
嬉しさ99%の反面、1%程訝しげでもあり。俺なんて単なる不良編集者なのにね。
ただ、きちんとした編集者には出来ないふざけたやり方でふざけた書籍を作って
きたことには自覚(自負)があるし、それが面白がられているような気がするので、
そこはより一層推し進めるつもり。殆どの人がフリーの編集・ライターになると
思っていたようだけど、俺にそんな土性骨ありません。サラリーマンが分相応です、
マンションのローンもあるし…。


打ち合わせ後に新宿タワレコにて、娘。シングルV「がんばっちゃえ!/HEY!未来」、
メロン「赤いフリージア」(初回版GETできず)、より子。「GAP」、松浦「T・W・O」
初回版二枚目(初回版切れていたのでTSUTAYAで購入)、「松浦亜弥LOVE GIFT2003」、
松浦表紙雑誌総ざらえで購買。ヲタになってからタワレコのポイントカードあっと
言う間にたまるように……。でも今年も一応ハロー!関係のコンプは続ける積もり、
つんく♂の手になる楽曲にマジックを感じる限り。


後藤真希の1stアルバム『マッキングGOLD1』を聴く。予想を超えた好アルバム。
『TANPOPO1』、『セカンドモーニング』、『1st KISS』のような奇跡は起きていな
いけれど、曲単品の出来は中々上出来。「溢れちゃう…BE IN LOVE(A Passionate Mix) 」
「盛り上がるしかないでしょ!」「愛ってどんなXXX」「晴れた日のマリーン」
「手を握って歩きたい(Album Version) 」等に快を覚える。

後藤Versionを聞いて「SHALL WE LOVE?」は改めて後藤真希の曲だったことを確認
させられた。後藤のボーカル、上も下もきちんと出ている上にバックに非常によく
適合。幾ばくかの湿気を含んだ艶やかな声が中低音を中心に伸び伸びと泳ぎ回って
る。松浦Ver.がイマイチの出来ということを考え併せると楽曲的には無理やりごま
っとうにする必然性はなかったね。

「SHALL WE LOVE?」は良かったけれども、おそらく後藤の声はアダルトテイストの
90年代風R&Bよりも、きらびやかなテクスチャーのエレポップ、エレクトロ方面との
相性が抜群のような気がしてならない。バックがクリアーな電子音だと、軽い粘度
と黒光りする光沢を帯びたあの声が栄えると思うんだけどなぁ、どんなもんでしょ。


折角サウンド関係は秀逸なのに、デザインワークは悲惨の一言。ジャケからして全
くコンセプトの伝わって来ないやっつけ仕事の上、ブックレット(特に初回特典の
折りたたみポスター)の出来がもうメチャクチャ。どんなポジ選びしてんだよ、
プロの仕事じゃないよ、コレ。早くも切歯扼腕するワル氏の姿が思い浮かぶ……


01月31日(金)
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