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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■5年間

居住するマンションでの「餅つき大会」の準備、実施によって土日を費やされ、
「仔犬ダン」と「ミニモニ。じゃムービー」鑑賞できず。いちおう管理組合の
理事長を拝命しているもんでぶっち切るわけにもいかず……。樋口真嗣
(=ひぐちシンジ)監督のミニモニ。映画は普通に面白いはず。出自が出自だけに。
仔犬ダンはどんなもんか? 
そう言えば先週テレ東深夜に放映していた「ピンチランナー」は最高だった。
ごっしー、くぼたんとAIMしながら見ていたのだが、映画そのものへの記憶、
映画を巡るモーニング娘。への記憶、さらに彼女たちを見ていた自分の記憶が
重層的に止め処もなく溢れ出す豊穣な記憶装置と化していた。
「ピンチランナー」は公開から2年という熟成の時を経て、ある分野に特化した
芸術作品としては最高の作品へと変貌していたと思う。
もちろん、映画芸術として普遍的な評価は別のコンテクストでもその意味生産性を
持ちうるかどうかにある訳で、その点ではどうにもこうにも疑問だったりする……
が、00年代を生きるモーヲタにとっては不朽の名作であり続けるはずだ!


夕刻、高田馬場コアマガジンにてワル氏と「BUBKA」対談。ごまっとう総括、
ソニンの生き様、メロンライブ、松浦ツアーを巡って。娘。の話題が無いことが
話題に(笑)。娘。に食指が動くのは6期メンを見てからになりそう。
それはつまり娘。が詰まらないのではなく、それだけハロプロが面白いということ
である。平家みちよのデビューからたった5年でここまで来たハロー!プロジェクト
というエンターテインメント集団に改めて感嘆。そう、たった5年。


とは言え、ごっちん新曲にはただただ頭をうなだれるばかり……。強弁すれば中澤
裕子的な「枯れ方」を見せようとでもいうのか? 対となった松浦亜弥「草原の人」
は表題曲は70点にしても、「The美学」に続いてc/w曲で彼女の凄みを余すところ
なく伝えているだけに、c/wまで荒涼とした気分に陥るごっちん新曲の出来栄え
にはやはり何か意図的なものを感じざるを得ないような気分も。
だがしかし、つんく♂Pの表現者としての誠実性を考えるとおそらく後藤真希
というシンガーの特質、あるいはつんく♂氏とのかみ合わせに拠るところが大きい
という結論に落ち着く。潜在能力は抜群だし、特大ホームランも二打席連続で
放っている実績があるのに、その後誰も彼女の活かし方の具体的な方法論を見出せ
せず未完の大器化してしまった。結局、「愛バカ」からの課題は引きづられたまま……。
12月15日(日)
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