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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■ざわっ!

日中はずっと編集作業。

一段落してからミュージカル行きました、子供連れて。ロビーでワル氏、カメラマンのK氏と会うも時間無くて挨拶のみ。

感想はと言うと、う〜ん、ちょっと詰め込みすぎで去年の様な感動は無かったですね。ストーリー展開が急すぎるのとキャラクターの説明があまりされていないので、あれじゃあ作品レベルでの感情移入は難しい。勿論作品の登場人物そのものではなく、モーニング娘。の「○○」がやっている、という意味では別の見方もあるんだろうし、そんな見方をしてくれるお客さんばかりなんだろうけど、それじゃあ演劇作品としての拡がりはない。握手会と一緒だからね。第五期メン追加以来の課題である「13人」という数を上手く消化(昇華)しきれていません、相変わらず。

ただ嬉しかったのは、第3部の娘。ヒットパレードになった時、子供を前に出してくれたこと。左右からすると端っこだけど、上下の傾斜的には最前列にキッズブロック的なスペースを設けて、そこで子供はゆっくりと見ることができるというサービス。お兄さん達の大きな体を気にせずにね。しかも、係員がライブ中に場内を巡回してそのスペースに案内してくれるんだから嬉しかった。そういったサービスがあることをきちんとアナウンスしていなかったから当たり前と言えば当たり前かもしれないけれど、こういった地味なサービスは重要だと思います、エンターテインメントビジネスにおいては。

帰宅後『FOLK SONGS2』を聴く。先週2〜3回流して聞いたままにしておいた作品。ちょいと気になって聴き直し。あややの「ひこうき雲」と「さとうきび畑」がベスト。でも、一番楽しんでいるのは中澤姉さんでしょう。『FOLK SONGS』の一作目でも、そのライブ(「FOLK DAYS」)でも本当に嬉しそうに唄っていたし。音楽の時間的な意味では歌唱力が抜群に低い中澤さんだけど、声に味があるんですよ。木目というのか。逆に他のメンバーは、ああいったPOPS的テクスチャーの派手さの全く無い曲を歌うには、まだまだみんな(含むあやや)声に色艶がないと感じました。姉さんには、テレビジョンとかペイブメントとかローファイっぽいロックやって欲しいな。あの声(声量少なし、音程安定せずbut色艶あり!)に合うと思うけどね。消える寸前の蝋燭の火が描く美、崩れかけるメロディとリズムの快楽…。

(小ネタ)
あややライブのMCで、「『LOVE涙色』で皆さんが、『ざわっ!』と手を挙げると感動しちゃいます」って言ってて、『ざわっ!』という聞き慣れない擬音語に観客が受けてたけど(確かに「ざわっ!」ってのは無いよね〔笑〕)、もしかして『FOLK SONGS2』の「さとうきび畑」(あややソロ曲)に繰り返し出てくる「ざわわ」という表現からかな?

(自分用メモ)
PCラック。HD用ターミネータ。あやや表紙雑誌。いい加減原稿書き始める…。
05月30日(木)
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