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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■少年の木
■特に何も無かった日。

■夕刻、くぼうちくんと事務所で軽く打ち合わせ。非モーニング関係の書籍。
ちなみに俺が編集者で彼がライターの企画。
モーニングを通うじて得た出会いはこんな形で生かしてますです、俺の場合。

■その後新宿タワレコで、藤本1stシングル、ミニモニ。ひなまつりDVD、新春!
LOVEストーリーズDVDを購入。モーニング&派生ユニットのCD、DVDは無条件に
買うことに決めてるんで金がいくらあっても足りねぇー。嬉しい悲鳴なんだけどさ。

■で、そのタワレコで一枚のCDが目に入る。

コクシネルの「BOYS TREE」!!

おお!俺の青春の一枚!死ぬほどヒサブリィ!

法政学館大ホールで見たライブは生涯のライブベスト10に入る(除娘。関係)
超フェイバリットバンドの代表作です。ボーカルは野方セツだよな、確か。
あんまり上手くないんだけど、透明感溢れる女性ボーカルとギターポップ(どっち
かっていうとLO-FI)的な昂揚感を醸し出すバンドサウンドのブレンドが絶妙な金沢
出身のバンド(とっくの昔に解散)。
このアルバムでは工藤冬里がジャズピアノっぽい演奏を披露してた。


裸のラリーズ的な堕ちゆく深淵としての夜ではなく、全ての存在の輪郭が粒立つ
クリアな時間帯としての夜。
しんしんと降り積もる雪の夜に高揚しながら研ぎ澄まされる意識。
そんな高揚と明晰を併せ持った「夜」を描いた名作です。


バンドブームで埋め尽くされる前の宝島ロック文化な世界のお話?
いや、どっちかっていうとペヨトル工房な話かな。

ペイルココーンとかアフターディナーとか4Dとか大好きだったなぁ。
音的には、所謂ニューウェーブで、みんな地方のバンドなんだけど、なんつうかメ
インストリームとは関係なく、自分のやりたいようにやる!って意思が明確なの。
で、みんな勝手にやって勝手に解散していった……タコのように伝説になること
すらなく……。


コクシネルってのはルイ・フェルディナン・セリーヌの「なしくずしの死」の登場
人物の名前(だったよな?「夜の果ての旅」だっけ?どっちも売っぱらっちゃっ
た…仏文専攻モーヲタ教えて!)。


当然買おうと思って手に取ったけど、復刻版のジャケがダサいし、娘。関係とあわ
せると1万超えそうだったので一瞬考えてヤメ。ピクチャーレコードのアナログ持
ってるし。ああ、でもコンポ修理に出さなきゃ聞けない。
娘。関係は値段も考えず買うのに……。
結局、俺はモーヲタでしかないのか、と考えると嬉しくなってきた(狂ってる?)

でも、ネオアコ、ギタポ好きの人にはゼッタイのオススメCDだよ。

■夜。高田馬場でBUBKAのサミュLと打ち合わせ中にごっしーから携帯。
爆音とダメ元企画の話をちょっと。



03月12日(火)
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