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ビバ彦♂日記
by ビバ彦
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■編集者の時代(如月小春)
夕方、某誌の取材を受ける。
いつもの通り娘。にまつわる諸々の事柄を話しまくっていると止まらなくなり、結局2時間ほどしゃべり通し。2時間位の娘。話なんてヲタ仲間との会話では入り口に過ぎず、日常茶飯事なんだけど、それにしても話を引き出すのが上手い編集さんだったなぁ。

その後、市井紗耶香with中澤裕子「FOLK SONGS」、「ザ・童謡ポップス クリスマスと冬のうた集」、松浦亜弥「100回のKISS」のサンプル盤を聞く(SP THX TO 紙プロ金髪鬼)。

それぞれレビュー用のテープ(音質悪)では聞いていたんで大体の輪郭は掴めていたけど、今回大注目の「FOLK SONGS」はかなり???な出来。アドバンステープの段階では音が悪いからだろなんて高を括っていたが、いい音で聞いても素晴らしく寒々しい風景が広がる。フォークというかむしろニューミュージックな選曲の問題は問わないことにしても、あまりに芸のないアレンジに脱力。はっきり言ってスタジオでの練習をそのままCDにしちゃったとしか思えない。24Pもあるブックレットの市井は可愛いけど、ジャケの市井はイマイチだし、そんなこんなを考え併せると突貫工事で作ったって匂いが充満。ライブで見れば印象代わるかな?(←飽くまで良いところを見出そうとするヲタの哀しき習性)

打って変わって「ザ・童謡ポップス」は結構気に入った。
こちらの作品も季節限定企画モノなんで選曲の問題は問えないにしても、アレンジの手の込み方が違う。料理すべき素材が陳腐にも程がある童謡ゆえ、多少エクストリームなアレンジをしないと新しい作品としての個性は見えてこないわけだけど、そこら辺の問題は最低限クリアーしている。大雑把に言ってペリー&キングスレイ的なPOP電子音の方向とエスキベル的なストレンジオーケストレーションの間で揺れている感じかな。所謂モンドミュージックマニア(だった)な筆者的には嬉しい誤算。たいせーPとつんく♂Pとの間にはまだまだ深くて暗い川があるようで。

そう言えば、「モンドミュージック」なんてダサい名前が付く前にペリキン、エスキベル、ムーグものとか集めてたのを思い出す。神保町のトニーレコード(富士レコードの対面の方)だとエスキベルなんて500円位だったんで、あそこでエスキベルのオリジナル盤はほぼコンプしたっす。日本盤(勝手にジャケを差し替えたもので昭和30〜40年代に発売)は高田馬場の予備校の裏で揃えたです。1000円しなかったもんな。
う〜ん、あの頃は死ぬほどレコード買ってたなぁ(遠い目)、月100枚が珍しくなかったしね。

そんな思い出話はどうでもいいとして、あややはPV最強!ってことでひとつ4649!
白あややヤバすぎ!!


11月20日(火)
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