ID:633
TAKANORHYTHM
by Tomoe
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■Suddenly Seymour
音楽が気に入って、
ダブルキャストのもう一方も観てみたくって、リピーターチケットのB席を買いました。
3階最後列センターで、表情はオペラグラスじゃないと見えないけど、
歌をまったり聴くにはいい席でした。

開演前、近くでチケのトラブルがあって、係員がゴソゴソしてたのが気になったな〜。

大塚ちひろちゃんの歌は久しぶりに聴くとやっぱり上手い。
ミュージックマンのあとで聴くと、歌い方にクセがなく、まっすぐで聞き取りやすく、
耳に優しい歌でした。
彼女は舞台向きなのでどんどん経験を積んでほしい。
変なおっさんにひっかからないように(苦笑

若くてすれてなくて貧しい「わたし」の演技は彼女のキャラに合ってたし、
歌は全く文句がないけれど、金髪のカツラが似合ってないのだけ気になりました(笑
栗色の髪のほうが似合うよ。
幼くて世間知らずな「わたし」が、女として強くなっていく姿は共感できました。

山口祐一郎さんは歌唱力があるという評判だけど、マキシム役の歌はあまり合ってないような。
女性陣に比べるとあまり良くないと思いました。
あと、演技が大仰なのが役によってはどうかなーと。
別の人で見たいな。

ミセス・ダンヴァースは先週は涼風真世さん、今日はシルビア・グラブさんで観ました。
涼風さんのダンヴァースは怖かった。シルビアのはどっしりとして抑えた感じかな。
歌の安定感はさすがでした。
あの「レベッカ」を聴くためにリピーターチケ買ったんだ。
今回のキャストのハイライトCD買ったので、うれしい。

涼風さんはカテコでも怖い顔のまま、ミセス・ダンヴァースになりきってました。
シルビアは笑顔で手を振ってました。
どっちのダンヴァースも個性があっていいと思いました。

ミセス・ダンヴァースの「レベッカ」以外にも、好きな曲がいくつかありました。
いま頭の中ではメイドたちの歌う♪ミセス・ド・ウィンター の歌がぐるぐる回ってる。
もし大阪勤務だったら、買おうと思えば安くS席が買えたので平日も通ったと思う。ちょっと残念。

好きなキャラはミセス・ダンヴァースやヴァン・ホッパー夫人(寿ひずるさん)。
暗いストーリーに、ヴァン・ホッパー夫人やファヴェルの明るい曲がアクセントになってました。

クンツェ&リーヴァイの作品は、内容はちょっと苦手なところもあるけど曲がすごく良い。
次はモーツァルト!か、エリザベートか。また行きたいなぁ。

06月12日(土)
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