ID:633
TAKANORHYTHM
by Tomoe
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■まだ夢の中
ローズマリー、へディ、バドは基本を崩しません。
真面目なタイプなんだろうな。
***
キャストでは、入絵さんが安心して見ていられる。
大塚さんや藤本さんは上手いけど、あまり新鮮さはないかも。
団さんや赤坂さんは歌はイマイチ、でも存在感がある。
浦嶋さんは歌がほかの方と違う。
本間さんはもっと踊りやタップを見たかったなあ。
女性のアンサンブルはキャラ立てをしてなくて、区別がつかないし、
ソロ部分もあまり上手いと思わない。
男性陣は体型も年齢もバラバラでもっとキャラが立ってる。
見ただけで笑えるジェンキンス小林さんとか、出番の多いタッカベリー乾さんや、
パイレーツのアクションもやってるオビントン福山さんとか。
早々にとばされたミスターギャッチがほかの役でも出てるのに全然気づいてなかったり(笑
楽しかったな( ̄ー ̄)
けど、これでミュージカルをもっと見たくなったかというと、そうでも(笑
西ちゃんだから何度も見に行ったんだろうなあ。
H2$脚本は展開が唐突すぎ、いろいろ不自然すぎていらんところが気になります。
***
東京で友達と語ってたんですが、西ちゃんはルックス、声、性格とも個性的すぎるので、
脇役には向かないだろうなと。
どうしても浮いてしまう。
演技が上手くなくてもみんなの中心にいて、経験豊富な脇の方々に支えられてるほうがよさそう。
ミュージカルの歌に慣れてる人には西ちゃんの歌は聴きづらいらしい。
確かにほかの人みたいに、言葉がひとつずつ聞こえるようにきれいには歌わない。
声も独特だし。
でも、ファンにとってはあのハスキーな声やビブラートが魅力的。
男性陣に囲まれて「I Believe in You」を歌うときも、
小さい身体で誰より輝いて見える、と思う(ファンだから)。
西ちゃんの小さな身体はモデルや普通の俳優には向いてないけど、
歌手としてならむしろほっといても目を引く強みになる。
相手になめられそうなきゃしゃな身体と面白げなキャラクターの中に、
容易にはへこたれない負けず嫌いの性格と、強い声が隠れてる。
そのギャップがいいんだ。
はじめて歌を聴いた浅倉氏も、あの身体からあの声が出るとは思わなくて驚いたんだっけ。
H2$の西川フィンチは、不思議な愛嬌があって女性の母性本能を刺激して、
男性社員の警戒心も解いてしまう。
でも本当は努力家で野心家、あなどれない存在。
あとで考えるとはまり役だったかもしれない。
本気でミュージカルをやる気ならもっと演技や歌唱の勉強をしなきゃいけないだろうけど、
制作側はそこまで求めてない気がする…
今の個性を生かしたままで、プロの俳優とは違う新鮮さを出してほしいんじゃないかな。
何より集客力あるし。
梅芸メインホールがほぼ埋まるって、実はけっこう凄いんじゃない( ̄ー ̄)
たまにはミュージカルもいいけれど、
ファンとしては「西川貴教」のままで歌ってくれるのが一番だなあ。
05月20日(日)
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