ID:633
TAKANORHYTHM
by Tomoe
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■書き込み入りましたー
(例:アニメタイアップ)
TMさんは基本は守りつつ、マイナーチェンジを繰り返しながら続いていくのかな。
で、西ちゃん名義は違う市場を狙う。結果的には同じ人だからさして変わらないとしても。
*
今日、商品開発に関する新聞とかネットの記事とかいろいろ読んでて、思うこと。
(そういう記事を読みながら、よく頭の中で西ちゃんを売り物として考えている)
西ちゃんの良いところは、変わらないところと変わっていくところを両方持ってる
ところじゃないかなと。
変わらないのは、歌うことが好きで、ライヴが好きで、
ファン含めてスタッフなどいろんな人が支えてくれるから自分はやってこれてるんだ、
ていつも言ってること。
変わってくのは、見た目や短期のコンセプトなど。
長くファンやってたらたいてい、あまり好きじゃない時期ができる。
けどどんな時期でもライヴは(たいていは)楽しかった。
だからずっと続けられる。楽しくなきゃわざわざやらない。
私が好きなほかのアーティストも、
みな変わらないところと変わっていく部分を持ってて、それが魅力。
歌がうまいとか演奏力が高いってのはどこでも通用するし、変わらないし、
強力な武器になる…。
たまに、中途半端に売れないアーティストを見ていると、
売れないからって変えなくていい根っこの部分を変えようとしたり、
第三者のアドバイスをうのみにしてる節がある。
よく言えば素直だけど、自分がないようにも見える…。
ファンはアーティストにはコロコロ変わる風見鶏みたいな価値観じゃなく、
根本にゆるぎないものを持っててほしいと思うものじゃないかな。
そういうものまで変える、あるいは変えていなくてもそれが受け手に伝わらないのは
マイナスだと思う。
かつて西ちゃんも目を惹く派手さやおもしろさを前面に出してやってたけれど、
それだけならきっとすぐに飽きられたはず。
CDの編集技術やテレビの撮影技術じゃごまかせないナマのパフォーマンスをずっとやって、
ファンに直接語りかけてきたことが、今でも支持されている理由だと思う。
ラジオだって、ぶっつけ本番のナマの声のひとつだし。
生は良いところも悪いところも同時にさらけ出される。中味がなきゃすぐわかる。
時代がどんなにデジタルで便利になっても、
目の前で見たことや直接経験したことほど感動するものはない。
きれいに練り上げられた文章よりも、まっすぐに語られた拙い言葉のほうが
胸に響くこともある。
西ちゃんはライヴが大好きで、自分も人のライヴを見て感動したことがあるから、
自分のお客にも同じ感動を味わってもらいたいと思ってやってる。
そんな当たり前のことを繰り返して10年。意外とできそうでできないこと・・・。
同じ仕事を10年続ける難しさ、中でも浮き沈みの激しい芸能界で続ける難しさ。
かなり尊敬してます。
05月30日(火)
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