ID:633
TAKANORHYTHM
by Tomoe
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■Calling you
あまりおしゃれなメニューがなく、喫煙OKで、客の年齢層もわりと高いから、やかましくない。
席を選べば煙に悩まされることもなく、誰とも目が合わないのでのびのび学習できる。
お店のスタッフの態度もていねい。
平日の夕方行くとサラリーマンが仕事帰りに新聞読んでたり、OLが勉強してたりします。
うちの近所じゃ夜遅い方なので、夕食後に人が増える感じ。
ひとり客も多く、長居できるのでした。
*
わたくし的に今日一番ショックを受けたニュースは、
「ソフトバンク、ボーダフォン買収交渉」。
いつかこんな日が来るかもとは思ってたけど_| ̄|○
Jフォンからボーダに変わったときみたいに、またメアド変えなきゃいけないのかな…。
ああ、auに変えたい。もともとうちは固定電話はずっとKDDIだっていうのに。
最初は友達と同じだからJフォンにして、メアド変えたくないのと、
いろいろしがらみがあるのとでずっとボーダ使ってきたけど、失敗かな〜。
ドコモ、というかNTT系は好きでないのです。仕事であまりいい印象がないので(−−;
それを言うなら孫ちゃんのソフトバンクはもっとやばいけど(苦笑
<読書日記>
「さびしいまる、くるしいまる」中村うさぎ
最近、「夜王」や「ウォーターズ」など、ホストをテーマにした作品が目立ちます。
これはかの「ショッピングの女王」うさぎさんのホストにはまった体験記の文庫版。
くらたまと文春に書いてたようなお笑い系エッセイではなく、かなりヘビーに自らを語ってました。
途中から読んでてしんどい内容だったな・・・。
たぶん、若い子には彼女の心境はわかるまいて。
自分が中村うさぎを理解できるようになってるのがちょっと不安ですが( ̄ー ̄;
この人の文章、私の好みより、自分に酔ってる度が高めなのでそんなに好きではないのだけど。
本編はきれいに終わってるのに、あとがきで後日談のドロドロまで入ってるのがまたリアル(苦笑
こちらがいくら夢見ても、相手は弱さもずるさもある生身の男だったと。
別に本気でホストと恋愛したかったわけではなく、
自分自身への自信のなさを補うために、自分にないものを相手に投影していたといううさぎさん。
自分の目に映る相手の姿が幻影にすぎないと知りつつ、ついついはまりこんでしまう。
こういう気持ちはわからんでもない。
私が特に異性のアーティストが好きなのも、自分の好き勝手な幻を投影できるからじゃないかと思うから。
ほとんどのアーティストにはそんなには夢を見てないから、イメージと違うばかなことをやったとしても、
たいして失望もせず、嫌いにもならないんだが、
一部例外もある…
そしてその例外に一番感情移入してるので、現実に引き戻されるとギャップがしんどいです。
対象が数百万かかるホストでなかったのが救い(笑
本編で、うさぎさんが好きな曲として「Calling you」という、
映画バグダット・カフェの主題歌をあげています。
(第9章「荒野で呼ばわる女たち」より)
これ、偶然ですが、つい最近私がタイトルわからなくて問い合わせた曲なのです。
よく行くカフェで、えらく耳に残る女性ボーカルがしょっちゅう流れていたけど
タイトルは知らなかった。
先日、週末の午前3時台にNHKをかけっぱなしにしてたらその曲が流れたので、
NHKに曲名を問い合わせるメールを送ったところ、「Calling you」だとわかったのでした。
特に好きではないが、耳に残っていたので確かめたかったのです。
たまたま最近知った曲名が本編に出て来て、これがシンクロニシティってやつかな、と
ちょっとびっくり。
03月04日(土)
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