ID:633
TAKANORHYTHM
by Tomoe
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■オトシマエと苦悩
これを知ったうえでB-Tトリを聴くとまた違う気持ちになりそう。
市川さんいわくa.b.s.バージョンの「ドレス」は
「シスター・オブ・マーシーやミッションを彷彿とさせる、おもいきりゴスで!」とのこと。
Zeppライヴのときあの曲だけ雰囲気違ったな〜。
ほんとに涙が出そうになった。
「今回カバーするにあたって、いろんな想い出を蝕んで凄く痛いとこもあったんだけど、
カサブタみたいにちゃんとなるもんでねー(←しみじみ)」
93年から12年。
バンドを解散して明日をも知れなかったタカノリさんは、
立派にメジャーで存在感を示しています。
かつて望んでいたとおりの形じゃないかもしれないけど。
私の好きなアーティストで、これだけ派手に転んで這い上がってきた人はいないので、
少々のことでは潰れない人だと、信頼もしています。
トリビュート「PARADE」のジャケ、赤地に鎧の顔の部分?
ビビッドでちょっとイメージと違ったな。
*
次はR&R NEWSMAKER。
これはインタビューと、連載の「THE ROOTS」と両方あり。
ぱらぱらめくって、超特大の化粧した顔のアップが目にとまり、
「誰この女」と思ったら、西川ちゃんでした(´∀`;)
口紅がつやつやしてたからさぁ…
アンダーカバーについて。
ライターさんは『“デビュー10周年を記念したお祭り的アイテム”などではなく、
西川貴教というロック・アーティストの本質を(恐らく初めて)全開にした、
エポック・メイキングな作品である』
なんて書いてます。
『00年代のモダン・ヘヴィ・ロック、エレクトロ、テクノからクラシックの要素までを
奔放に取り込んだ驚異的な音の位相、そのなかで濃密な世界観を映し出すヴォーカリゼーション』
雑誌のほめ言葉なんて信じられねぇー笑
軽い気持ちでリクエストしたんだけど( ̄ー ̄; そんな凄いもんなの?
ピンクの薔薇のメルヘンなジャケに女装…
ある意味初心に帰ってヴィジュ系してみたとか(適当)。
西ちゃんによると、
<テレビやラジオとかの媒体を通して出てるものに関しては
T.M.Revolutionというキャラクターを演じてる。
CDも似たようなところがあって、そこにミュージシャンのアイデンティティであったり、
メッセージを込めたフィロソフィみたいなものは介在させてこなかったんです。
“なんだかわかんないけど楽しそう”“聞いてると明るい気持ちになる”っていうのが
T.M.R.の使命だと思っているので>
私はT.M.R.を聞いてもそんな明るい気持ちにはならなかったけどな(笑
CDっていうのは歌を聞かせるためのガイド…
このへんの考え方が、CDを完成品と考えるアーティストとは全然違うんじゃないかなって思う。
<ライヴの良さを知っている人と知らない人の二極化がすごく極端になってしまった>
<アメリカでライヴやったら、『新曲?』と言われて、アルバムに入っていますよと言っても、
『入ってない、昨日ライヴでやったものと違う』と言われた>
私の中では、ライヴに行ける環境なのに行かないT.M.R.ファンってのは、
ファンどうしでも自分とは違う人種だと思ってる。
それくらいタカノリのライヴって重要。
CDだけじゃ絶対わからない部分がある。
<自分の音楽的なスキルはあえて見せないでやってきたんだけど(中略)
ここらへんでそろそろパンドラの箱を開けるべきだなって思ったんですよ。
10年に及ぶプリプロの末、このアルバムを制作したというか……>
<“そろそろ作りたいものを作ってもいいでしょ”っていう、
自分に対するご褒美というか。“よくガマンしました”って感じですね>
これって今までの流れをそれなりにわかってるつもりだからさらっと読めるけど、
よく考えたら、ガマンしながら作ったもんを私らは聴いてきたわけか、と(苦笑
あんたはイヤイヤ作ってきたんか!とちょっとツッコミたくもなります( ̄ー ̄;
それは半分当たっていて、でもやっぱり真実じゃないと思うけど。
今までのT.M.R.の音こそど真ん中!って人にとっては、
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12月03日(土)
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