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TAKANORHYTHM
by Tomoe
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■振り返らず 錆びた風は続くだろう (雑誌いろいろ)
JAPANのミッシェル論は、いつもこっぱずかしいくらい壮大(汗
その描写にうんざりするか、恥ずかしがりつつも引き込まれるかはライターの個性次第かも。

鹿野氏レポについて。
「この国のロックのかつてない大きな物語のクライマックス」(←ほら、はずかちい)
ま、負けない。
開場後、チバが2階から会場内をぼーっと見てたらしい。
ガラスのはまった部屋。早く入ってた人なら見えたかもね。
「ここまでロックを騒がせた奴らは周りを含めてもう誰もいない」
それはそうかもねえ。
私が見ている限りでは、一般人以上に、音楽業界の人の方がミッシェルに魅了されてたような気がする。
「アンコールでアベが本当に解放された表情を浮かべたのがヴィジョンに映った時、
 終わりを知った。終わってたよ、ミッシェルは本編で。」
そうかもね。
アベが笑ってた。あの、鬼気迫る表情でギターを弾き続けた人がね…。

兵庫氏レポ。
キャンディ・ハウス、暴かれた世界、シスコが聴けなくて残念。おお、まさに。
「シングル向きの曲を作るとか売れるために狙うとかそういうことを一切やらずに、
 かっこいいこと、やりたいことだけをやって成功してきたバンド」
うん、うん。
「ロックンロール・バンドとして空想ではなく理想だったんだろう」
そうかもしれない。
少なくとも私にとってはそうだったような気がする。
一番憧れるロックバンドの形…。

高橋智樹氏レポ。
「この日に鳴り響いた彼らのサウンドは、『切り裂く』とか『刺す』とかいう鋭角的な印象は皆無で」
「集まった3万人を素敵に心地よくぶん殴りながら抱きしめていく、というものだった」
おもしろい表現だなあ。
でも確かに、チバもアベも優しげな目をしてこちらを見てた。
私が一番、ああそうかと思ったのはこの表現。
「頭のどっかで『ミッシェルのロックとともに闘う』を
『ミッシェルがいるから大丈夫』にすりかえてた自分に
いちいちケリを入れながら、明日も生きていく」
私もそう思ってたような気がする。
私のある種の憧れで、理想であったミッシェルというバンド。
ミッシェルがいれば、とりあえず大丈夫だと。頑張れると。
これからはミッシェルなしで生きていかなくちゃ。

そして、山崎洋一郎氏。
(注:こないだ、古雑誌で西川@武道館ライヴの感想を書いていたあの人です)

今回のツアーの開演前SEで流れていた、ドアーズ「ジ・エンド」の歌詞からまず引いている、
「これで終わりだ、美しい友よ。…(中略)綿密な計画も、もう終わりだ。あるものすべての終わり」
いきなりクルわねえ(汗)。
「ロックンロールである事がこんなに困難なこの時代をひっくり返し、
 この7年間をロックンロールの時代に変えてくれたのだ。
 彼らとともに時を過ごせた人達はその事を誇りに思っていいと思う」
これも話が大きいんだけど、なぜか素直に読めるのはなぜだろう。
山崎さんのこと好きだからかな?(笑
彼の25年以上のリスナー経験で、チキンゾンビーズツアーあたりのアベほど
ロックンロールに全身全霊を乗っ取られたミュージシャンの姿を見たことがないそうだ。
私は見てない。おそろしい日程を凄い気迫で通したという、伝説のツアー。

エレクトリックから突然、ステージの上に感傷が襲いかかり、
アベは放心したような顔でギターを弾き、
アンコールでチバは床に膝をつき(そういえばそうだった)
世界の終わりで歌につまった(そうそう)
「その瞬間、ミッシェルは終わったんだと、僕は思った」
この人が言うならそうかもしれない。

打ち上げでは、皆、穏やかな笑顔を浮かべて、
3000人はいるらしい客に囲まれて言葉をかわしていたという。

JAPANの特集はイマイチだが、使ってない写真を写真集に全部ぶちこんでくれるんだと期待してます。


GbM。ソニマガ発行のこの雑誌の方が今回は良いです。
表紙からミッシェル、写真もいっぱい。
しかも磔磔、仙台、幕張… 私の行ったとこじゃないかぁ(喜)。
ミッシェルの後ろには私のあきらめた林檎@武道館レポがあり、

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10月23日(木)
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