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遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
by 遺跡馬鹿
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■今年は販売されない「たれぱんだ”糸とじ手帳”」と「天官賜福」の感想(その2)とアニメ遊戯王感想
毎年楽しみにしていた「たれぱんだ”糸とじ手帳”」が今年は販売されないそうです…。・゚・(つд`)・゚・。
ついにこの日が来てしまったかと…もうガッカリです。
愛しているキャラの落日をしみじみ感じながら過ごすのはツライものです。
「たれぱんだ」と言えば…昔は池袋のサンシャインシティに専用店舗まであったのに…。
しつこく「来年ひょっこり販売されるかも!」と期待しています。

■上野の双子パンダに名前がつきましたね。
シャオシャオとレイレイ!
良い名前です。
もう顔つきが男らしく、女らしくなってきたように思います。

■『天官賜福』の感想をまた書きます。(その2)
原作を完走しましたが訳を間違えている場合もあるので、今は「30分で完全解説!」みたいな動画を参考にして答え合わせをしています。
なにしろ長編なので前半の記憶があいまいになっていることも多いです。
これからものすごく恐ろしいネタバレを遠慮なくしますので、嫌な人は今すぐ銀河の果てまで非難してください。

この作品を読んでいると、「あれ? この行動って確か他の人も似たようなことをしていたような…」とか、「この事件って前のアレとすごく似ている…」などと気がつくことが何度もあって不思議に感じていました。

たとえば…事件の場合…
殿下は貧乏に堪え切れず強盗を思いつき実行しようとします。
別の章では他国の人々に人面疫という呪いをかけようとします。
この2つの出来事は動き出さずに終わってしまうのですが、どちらもひどく殿下を後悔させ、また深い苦しみを与えることになります。
殿下はこの時、降格されたとはいえ元は「神」。
人に幸せを与えていたのに、今は自分勝手な理由で人々に苦痛を与えるというのか?
行動を起こすまで殿下も死ぬほど考えるのですが、”もうやるしかない”と出した結論…それに対する天からの報復はどちらも厳しいものでした。

たとえば…キャラの場合…
花城と宣姫は”中身は全然違います”が、報われない愛をずーーっと抱えているとか自傷行為で体の一部を傷つけているとか、相手のために死んで鬼として蘇ってるぞ!とか…。
似ている理由はなんだろうと考えてみました。
「恋焦がれる人間」を描こうと思った場合、一人が延々と苦悩するより、もう一人対照的なタイプを用意して、行動の差をまず見せる方が読者も分かりやすいですよね。
宣姫の愛は激しく攻撃的、花城は深く静かで相手を守るために自分がガンバるタイプ。
何度も二人が登場し、繰り返し読者に読ませることで「好きな人がいるしんどさ」をいろんな角度から楽しんでもらおうという意図があるのかなと感じました。
ピカソのキュビスムに登場する「鼻」みたいに、真正面からの鼻と横からの鼻を並べることで「鼻本来」のでっぱりや大きさを感じ取ってもらう…みたいな。
宣姫が見栄も外聞も捨てて茗に会わせろと暴れるほど愛は重たくやっかいだな…と思うし、花城のように常に殿下のことだけを考えている様子はもう愛は空気みたいでそれ抜きの生活は考えられないのだろうな…とその尊い思いに感動もします。
この二人が抱える「愛」を見て充実した日々だなぁと思う人もいれば、殿下のように800年間も誰も愛さず、近づけず、修行を言い訳に人とのかかわりを避ける日々もまた清々しくて良いと思う人もいるでしょう。

この作品にはいろんな物や出来事がすこしづつ対照的に、また重なるように配置されているのかなと思いました。
何度も少しずつ角度を変えて読ませながら、強い印象を読者に刻ませているのかなぁと。
そうした目線で読み返すと発見があったり感動がいきなり湧いてきたりと更に面白さが増してきました…私の場合。

■魔道祖師「第3期 第10集 恨生」感想

タイトルの「恨生」は「恨み続けた一生」とでも言いましょうか…金光瑶の人生そのものですね。
この「恨生」は金光瑶の剣の名前でもあります。
ピッタリですね。

11話は前半は乱葬崗で凶屍退治。
後半は観音廟が舞台になります。
1話でここまでブッこむとは…驚きでした。
自分自身をおとりにして凶屍たちの注意を引こうとする魏嬰と藍湛!

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10月11日(月)
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