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遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
by 遺跡馬鹿
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■100万字越えの『天官賜福』を読み終わる!と漫画セブンス感想とアニメ遊戯王感想

デュエルリンクスでようやく遊矢をゲットしました。
ペンデュラム召喚はモンスターの召喚が楽になるので意外と使い勝手がいいですが、3枚しか置けない下段の2つを占領されてしまうのはツライですね。


■『天官賜福』を読み終わりました。

中国語。そして文字数100万字越え…。
こんな長い小説を読んだのは吉川英治先生の「三国志」以来です。
グーグル先生の魔翻訳は参考程度にして、あくまで「辞書で調べる!」を頑張りました。
とりあえず、消費したのは…
A5版ノート2冊(単語と発音の書き取り)
さすがに100万字も読むと中国語の字幕も少し分かるようになりますね。
翻訳といえばサンスクリット語を漢語に翻訳した「鳩摩羅什」先生を思い出します。
先生をこんなに身近に感じる日が来るとは自分でもびっくりです。
神様と鬼の物語でBL小説なのですが、恋というより、愛というより、「崇拝」が物語の核になります。
見返りを求めない、命も差し出す、ただひたすら信じ、崇拝する…あまりに崇高すぎて恋愛小説として成立するのかと思ったのですが、作者の力技ですね〜もうその世界に引きずり込まれてしまいました。
神様も元は普通の人間。天上界の神様に実力を買われ昇天し、「神」としての人生を生きていくのです。
誰でも不老不死になりたい!と思いますが、この物語では神様も信者の願いを叶えるために奮闘し、共に不死になった家来は仕える神様のために掃除洗濯アレコレしなければならないというシステム。
死なないから何百年も同じ主人に仕え続けなきゃならないなんて…ちょっと考えちゃいますね。
神様も信者がいなくなったら超能力も使えないし、落ちぶれた姿のまま生き続けなきゃならないのでこれも辛そう。
一番良いのは鬼の世界の住人になることですね。
とりあえず一度死なないとダメだけれど、鬼になって鬼市で化け物の腸詰めでも茹でながら、ハンサムな花城主と並んで歩く美しい愛妻(太子殿下)の仲良い姿を見守る方がよっぽど良いなと思います。


■魔道祖師「第3期 第9集 昭彰」感想

タイトルの「昭彰」は”悪事がバレる”とでも訳せば良いでしょうか。
訳のセンスがなさすぎて悲しいですね・゚・(つ∀`)・゚・ アイヤー
この回のみどころは、藍家の重鎮、藍先生(藍啓仁)がちょこちょこ出てくるところですね。
陣を修復したりと、まだまだ現役感を漂わせています。
そして話題の「赤服」
血染めの衣装というのが印象的です。
私も「結婚式」を表していると思いました。
魏嬰が「藍湛、ちょっとやりたいことがあるんだけれど…」
この”ちょっと”は凶屍を自分に引き寄せて、その間に他の人を逃がすということ。
まさに「以肉身作餌」(自分の身を餌にする!)
藍湛は全部を聞かなくても分かっているのがすごいですね。
美しい笑顔で「お前についていく」とだけ言うので、観ているこっちの方がドキドキでした。

皆の中で魏嬰をひどく非難していたのが「蘇渉(そしょう)」。
秣陵蘇氏の宗主として仙門を開き、新進気鋭として頑張っている途中です。
彼の弟子が
  我們宗主天資卓絶(我が宗主は素晴らしい才能を持っている!)
…と言ってくれたのが嬉しいですね。
蘇渉って小物感たっぷりで、ドラマだと湖に剣を突っ込んだけど取り戻せないマヌケを演じてました。
アニメでは藍湛に劣らない剣の腕と魏嬰並みの術を仕える有能さを見せていました。
また「千瘡百孔」が胸にあったことで、この人は自分の身を差し出して金子勲を呪ったのか?と思わせるところも。
人を呪わば穴二つ。ですね…。
蘇渉は仙門を立ち上げるほど才能もあり、弟子の様子を見ても人望もありそう。
それなのに「千瘡百孔」で人を呪い殺そうするなんて…。
これから宗主として一門を引っ張っていかなきゃならないのにどうして死を急ぐのか?と思いました。
きっと身内に良い子がいるんでしょうね。
未来を託せる甥とかいて、その子のために露払いしてやろうと思っているのかも。
藍家も今は藍曦臣や藍湛がいるけれど、次の世代はどうだろう。

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10月04日(月)
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