ID:62489
遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
by 遺跡馬鹿
[1180457hit]
■第212話 「闇の大神官」
この手を血にそめても私は…
千年魔術書を倉庫から持ち出し、千年アイテムを使って魔物を呼びだし、敵兵を粉砕するシーンが流れる
アク爺:そして私は千年アイテムのチカラにより国を…いや兄を救った!
シモン:何故だ!? アクナディン殿!! そこまで先王アクアムカノン王を想っていながら何故、今裏切る?
アク爺:シモンよ…裏切りなどという俗な言葉で語ってくれるな! 私と兄の関係を!!
ハサン:お前はアクナムカノンを利用しただけだ! お前に本来備わっていた闇に溺れただけであろう
アク爺:何を言うかハサン! 貴様が歴代ファラオの守護神だと言うなら知っておろう!!
私とアクナムカノンの出生の真実を! 我らが双子であったことを!!
同じ時に生まれながら兄として抱き上げられたのはアクナムカノンの方だった…
兄者の泣き声が私より大きかったというただそれだけの理由だけで…
シモン:そなた…そこまで知っていたのか!
アク爺:それでも私は兄者に仕えた…妻を捨て、セトを捨て、罪なき人々をこの手で血に染めてまでもその忠誠は揺るぎはしなかった
だがセト…お前は戻ってきた…私の元へ…セトよ、感じないのか? この運命を!
アク爺:死してひれ伏せ! 憎きアクナムカノンと共になぁぁぁぁ!
■アク爺はやっぱりカノン王を愛していたんでしょうな…セトが現れる前までは…。
カノン王は凡太郎だけど、明るくて、また慈悲深い振る舞いがファラオとしての魅力に繋がっていたような気がします。
その姿を見てアク爺も自らの存在を「影」として封印しようとまで決意したのに、セトの登場がすべてを壊してしまったとは…。
と言ってもセトさんに罪はないよね。
彼は彼なりに努力して神官の地位にまで登りつめたんだし…。
まぁ…これも運命の皮肉ってヤツなのかもしれません。
■日本では先に生まれた方が弟という決まりになっているそうですが、古代エジプトでは泣き声で兄弟を決めていたんですね…。
双子を不吉に思う民族もいるようですが、エジプトだと神様も双子だったりするので、割と受け入れられていたんですね。
しかしアク爺は可愛いヤツです。自分より才覚のないカノン王を助けてやろうなんて…。
その素直さ、一途さがセトに向けられた途端、こうなってしまうとは…。
親バカにしては、少々哀れな気もします。
★ボバサ! お前は一体、何者だあぁぁ★
食料庫の食料を食べ尽くして、なおも「お腹減ったぁ〜」と泣き続けるボバサ…
仕方ないので、ボバサのために食べ物を見つけだしてあげようと宮殿内を探し回る愉快な仲間たち(マイナス本田)
やがて表くんが中庭の巨木になっているブドウを発見!
表くん:ボバサ! あそこ
ボバサ:ブドウ!! お腹減った!!
城之内:だから見つけてやったんだろ! 喰えよ!
ボバサ:本当にいいの? モグモグモグ…
ブドウを食べ終わった途端、ボバサの身体がぷぅ〜とふくれた。
ボバサ:ボバサ…お腹一杯になったから…みんなの願いかなえてあげる!
さぁ…みんな…背中に乗って! ボバサに任せて
表くん:みんな! ボバサの言う通りにしよう
ボバサ:みんなファラオの名前知りたがっている…
表くん:ボバサはファラオの名前…知ってたの?
ボバサ:知らない! 知らないけど知ってるトコ知ってる!
本田(バクラ):こいつはこのゲームのシナリオの一部…
8番目の鍵を知るための隠しスイッチだったのか…
遊戯たちがいなければあやうくスイッチを押し損ねるところだったぜ
ボバサ:あそこだよ
城之内:あれはもしかして…王家の谷
杏子:王家の谷って王様のお墓のあるところよね…
表くん:そうか! ファラオの墓は生前に造られるって聞いたことがある!
神聖なファラオの墓ならもう一人のボクの名前も削られずに残っているかもしれない!
ボバサ:みんなが優しかったから…みんながブドウをくれたから…ボバサお腹一杯になれたよ…
【ボバサの歌】
ボバサのボーは食いしん坊のボーで
ボバサのバーは晩ご飯のバーで
[5]続きを読む
07月08日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る