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遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
by 遺跡馬鹿
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■遊戯王5D's感想−第63話 「最強の地縛神!ウィラコチャラスカ!」
■クロウが伝説のDホイーラーに心酔しているのは分かるのですが、デュエル中に何度も強調されるので、ちょっとクドイなーと思いました。
でも確かに『第32話 自由の象徴 ダイダロスブリッジ』で語られた男のエピソードは味があったし、ナーヴたちもあの男に憧れを抱いている様子が伝わってきたので、クロウのセリフにクドサを感じながらも、その熱さが微笑ましいと思いました。
あまりに強調がすぎるので、32話を書いたのは鈴木さんなのかと思ったら彦久保さんでした。
彦久保さんは記憶に残る人物を書くのが上手なのだなと思いました。
隠れた人気回「ワンターンキルの死神」の一角さんも一回しか登場していなかったのに、印象深いデュエリストとして人の記憶に残っているし。
これって一角さんもダイダロスブリッジの男も、何かに対して真剣な想いを抱えていることが視聴者に伝わってくるから印象に残るんでしょうね。
あの回はダイダロスブリッジの男のエピソードだけじゃなく、その男の話をするクロウの純粋な憧れの気持ちも伝わってきました。
たき火を囲みながらマッタリとした時間を過ごす遊星やナーヴたちの様子も良かったし、あの32話がしっかり描かれていたからこそ、この63話が生きてくるんだと思うと、やっぱ彦久保さんはスゲーとか思っちゃいます。
★ジャックがついに開眼! これがオレの絆だ!!★
レクスが言葉巧みにジャックを誘導する! だがジャックには秘めた想いがあった!!
レクス:ジャック…仲間を持たず、絆にも頼らない…その孤高の精神はまさにキングに相応しい
しかしキングではダメだ…神にならねば!
神が! 我がこの世界を作り上げるのだ!!
ジャック:忘れてもらっては困る! オレはキングではない!
絆、仲間、確かにオレが捨ててきたモノだ
そしてオレはキングを捨てることになってしまった…
だがすべてを捨てた時、オレはちっぽけな…たった一つの物を得た!(カーリーの姿が!)
この想いがあるからこそオレはここにいる!
ゴドウィン、悪いがオレは孤独じゃない!
興味もなかったが、気がつけばうるさい連中のただ中にいる!
どんなに否定しようと絆というモノからは逃れることは出来ないらしい
それを分からせてくれたのは、一人の女の愛だ!
ゴドウィン、人はそう簡単に孤独になどなれないのだ!
レクス:皆が皆、結局はそのような生ぬるい結論にすがりつく
だから我がこの高みに到達するしかなかったのだ!
■ジャックが皆の前で 『愛』 を口にするとは!!(ノ∀`*)キャー♪
聞いた時は私もドキドキしましたが、遊星も「へっ?」と思ったでしょうね。
「その女って誰?」ってみんな思っただろうな〜(´ω`*)
っつーか、狭霧さんはどう思ったのか知りたいです。
■長官がジャックの「愛」発言を聞いた後、それを「生ぬるい」と評価したのを聞いて「大人気ない評価だな」と思いました。
若者が愛を知ったことで自分を変えることが出来たと言っているのだから、それはそれで認めてあげれば良いのになと思いました。
長官は2年もジャックの面倒を見てきて、彼がどういった人間だったかを十分に知り尽くしているはず。
ある意味、親代わりのように接してきた長官なのだから、愛を知ったジャックの変化をちょっとは認めてあげて欲しいと思うんです。
それとも長官はジャックを本当に崇拝していたのに、それがあっけなく女に転んで孤高の高みから下ってしまった事で、「見損なったぜ!」な気分になってしまったのだろうか?
カーリーが見せた夢の世界でジャックはダーク・シグナーになっていた。
案外、あれは長官が仕掛けた夢で、実はカーリーだと思っていた人物は長官で、ジャックと一緒にこの世界を支配したいという長官の願望だったとしたら、万事に控えめで孤独を抱える長官らしい作戦だなと思います。
「次回予告」
ジャック:遊星! Dホイールが走れなくともその想いはお前と共にある!
クロウ:たとえライフが「1」であろうとオレたちの想いは1万ポイントだぜ!
レクス:不動遊星…貴様にも味あわせてやる死を目前にした絶望と孤独を
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06月18日(木)
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