ID:62489
遊戯王感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
by 遺跡馬鹿
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■第165話 ヴァロン始動!謎のアーマーデッキ
ダーツさんが正面。
左横にラフェールさん(ダーツさんの近くがご希望)
ラフェールさんから椅子2つを挟んでヴァロン、そして真向かいにアメルダ
長〜いテーブルの果てに舞さんが仁王立ち!

ラフェール:お前にそこまでは命じていない
舞さん:命じる? 言っとくけど、アタシは誰かの命令でデュエルをした覚えはないわ
アタシはアタシの意志で闘っただけ。ペガサスとも、城之内ともね

ラフェールj:つつしめ! 孔雀舞
アメルダ:けっきょく城之内は倒せなかったんだろ(ヴァロン…じっと舞さんを見つめる)
舞さん:冗談じゃないわよ! あいつが(ヴァロンを見つめながら)止めなければ、アタシは勝てたんだ!
アタシはやりたいようにやる! 
ダーツ!(ビシっ★とダーツさんを指を指し) たとえあんたでもアタシのデュエルの邪魔はさせない

(ドスドスと場を去る舞さん、髪を払う姿がイカす〜(*^_^*))

舞さんの姿を無言で見つめていたヴァロン(大きな目が可愛い〜)
後を追おうとして席を立つと同時にダーツさんが一言…

ダーツ:好きにさせておけ…しょせん、あの者の運命は我らが神の手の中にある

(言葉を聞いて眉根を上げるヴァロン…ちょっとムカついたようだ)


■ダーツさんやラフェールさんに臆(おく)することなく、堂々と意見を主張する舞さんはカッチョイイですが、その姿をじっと見つめるヴァロンが気になります。
ヴァロンからすると、舞さんの言動が痛々しくて見ていられない…という風に私は感じましたが、どうでしょうね…。
ラフェールさんは、相変わらず自分の主張ばかり通そうとする舞さんにウンザリしているようです。
懐が広そうに見えて、じつは器が小さめな感じです(笑)
アメルダは相変わらず。超マイペース(*^_^*)

★さぁさぁ、殿堂入り決定のシーンです★
暴漢を軽くあしらい、バイクで走り続ける舞さんの前に突然、ヴァロン登場

ヴァロン:城之内はオレがやる
舞さん:アンタの出る幕じゃないわ
ヴァロン:お前のためだ、お前のためにオレが城之内を叩きつぶす
舞さん:ふざけたこと言わないで
ヴァロン:オレとお前は同類だ
舞さん:同類?何言ってるの?
ヴァロン:その目だよ…その目だ

お前は言った…敗北の絶望から逃れるため、勝利にしがみつこうとしていたと…
だがそれだけじゃない
いや、それ以上に勝つことへの飢え
混じりっけなしの乾きにお前は突き動かされていたんだ
そうだ…まるで吸血鬼のように…
勝利という血を求めて彷徨う亡者
それがお前だ…だが勝ったところでお前の乾きが潤うことはない…
また新たな勝利への飢えが始まるだけ

(謎の覆面デュエリストを金網デスマッチで倒したシーンが流れる)

舞さん:冗談じゃないわ! 何を勝手なことを
ヴァロン:なぜだか分かるか? お前は背負うモノがない
いくら勝利を重ねてもそれを満たす器がないんだよ
城之内やファラオ…やつらにはそれがある
ラフェールもアメルダもご大層に抱えているモノが…
舞…オレも同じだ、勝ち続けなければ生きていけなかった

だがオレは見つけたよ
勝利を満たす器を
それが舞…お前だ
舞…オレのモノになれ
お前のために勝ち続けてやるよ
城之内やファラオも…いや、お前が望むならダーツだって倒してやる


■はぁ…愛ですねぇ〜。
それも思い切り”勘違いの愛”。
ヴァロンは舞さんという”荷物”を得ることで、”闘いに「やりがい」”を得られるだろうけど、舞さんにしてみたら、ヴァロンが自分の代わりに闘って勝利したってなんにも嬉しいことなんかない。
舞さんが城之内に引かれるのは前向きで友を信じる強さを持っているから…。
それはつまり自分のためならダーツさんさえ裏切ると口にするヴァロンをぜったいに愛さないということ。
ラフェールさんが王様に「ドーマの絆は心の闇を信じることだ」と言ったけど、ヴァロンにはそもそも「信じる心」が希薄。
感のいい舞さんは、光にも闇にも居場所のないヴァロンをちゃんと見抜いているんじゃないかと思う。

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07月30日(水)
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