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KAMMYの日記
by KAMMY
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■ロッテ・優勝阻止できずの歴史
 そういや、千葉の携帯版HPを見ていたら、トップページに「ロッテ・胴上げ阻止の歴史」というのがあって笑った。9/19の日記に書いた話がそのまま載っている(88年、95年、そして00年)。

 で、「千葉が目の前で胴上げを決められたことがあったか」と調べていたら(というか、MVPのHPのBBSでMABさんが書いていたので知ったのだが)、1993年にマリンで、やはり西武に優勝を決められている。

 以下、1993年10月14日(火)、河北新報より抜粋。

 西武が苦しみながらも4連覇を達成−。プロ野球パ・リーグは13日、優勝へのマジックナンバー1で足踏みしていた西武が千葉マリンスタジアムでロッテと対戦、3−2で勝ち、4年連続10度目の優勝を決めた。セ・リーグは、勝てば2連覇の決まるヤクルトが2位中日に4−6でサヨナラ負けし、連勝は11でストップ、両リーグ同日優勝はならなかった。西武は1979年の球団発足以来、15年間にパ最多タイの10度目のリーグ制覇。前身の西鉄時代を含めると15度目となった。森監督は就任8年で7度目のリーグ優勝を達成し、初の4連覇。今季の西武は開幕から好調に走り、前半を45勝23敗1分けの首位で折り返した。日本ハムの追い上げで8月24日に2位に転落したが、翌25日に首位を奪回。3人の救援投手と石毛、辻の両ベテランの活躍などで9月11日にマジック21を点灯させ、最後はマジック1からもたつきながらも、4試合を残してゴールインした。4年連続全球団からの勝ち越しは史上初。

 この日で、日本ハムの2位も決まり、パ・リーグの全順位が確定した。セ・リーグは優勝決定を持ち越したヤクルトに14日は試合がなく、中日が広島戦(ナゴヤ)に敗れると、2年連続3度目の優勝が決まる。

 定詰の力のない打球は清原が、がっちりと受け止めた。笑みを浮かべた主砲は潮崎を制し一塁ベースを踏む。午後9時26分。西武ナインが待ち望んでいた瞬間が訪れた。

 石毛は右こぶしを千葉の夜空に突き上げて、歓喜の輪の中に消えた。森監督はいつものように、コーチ陣に後押しされながら、マウンド付近へ。一度、二度、そして四度。たくましい男たちによって宙に舞ったのは、今年も常勝軍団を巧みに操った名将だった。「苦しみ抜いただけに、今までにない喜びです」。実感のこもった言葉で心情を語った。

 1回に2点を先制。しかし2回に追い付かれる。森監督は藤本をあきらめて、なお続いた二死1、2塁のピンチで、早くも鹿取をリリーフに送った。4回に勝ち越し点を奪うと、あとは逃げ切り態勢。6回からは今季初救援の工藤、最後は潮崎とつないで栄光のゴールに飛び込んだ。

 潮崎を送り出す時、指揮官は「後ろには杉山もいるから安心して投げればいい」と励ました。鹿取、潮崎に、フィナーレには登場しなかったが、ルーキー杉山を加えた球界に例を見ない3枚ストッパーが西武を支えた。前半の45勝中、3人は14勝17セーブ。後半戦は29勝26敗2分けと苦しんだだけに、前半戦、3人によってもたらされた貯金が最後にものをいった。
 清原、秋山に代表される打線は最後まで低調。指揮官を悩ませ続け、マジックを1にしてから、5試合も足踏みする原因となった。

 そんな中でも石毛は違う。両ひざにパンク寸前の古傷を抱えながらも、後ろ姿で、時には激しい言葉を吐きながらくじけそうになる選手を引っ張った。

「立ち止まったら駄目なんだ」がチームリーダーの常とう句。石毛はことしも立ち止まることなく走り抜いた。

 優勝インタビューから解放された森監督は真っ先に、石毛の元に歩み寄り「ハチ」とだけ言って右手を差し出した。ぐっと力をこめた石毛。この瞬間何もかもが通じあった2人にこれ以上の言葉はいらなかった。

パ・リーグ/第28節13日
<4回に勝ち越す>
 ロッテ−西武25回戦(西武17勝8敗、6時1分、千葉、3万3000)

西武  200100000=3
ロッテ 020000000=2
▽勝 鹿取41試合5勝4敗16S 
▽S 潮崎52試合6勝3敗8S 

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09月25日(水)
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