ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「だめんず」に引っ掛かる女性の見分けかた
「爆笑問題の文学のススメ」(爆笑問題著・新潮文庫)より。
(爆笑問題のお二人(太田光、田中裕二)と眞鍋かをりさんの司会で、気鋭の作家をゲストに迎えるトーク番組「文学のススメ」を書籍化したものです。倉田真由美さんがゲストの回「ダメ恋愛克服のススメ」の一部)
【田中:かをりちゃんは「だめんず・うぉ〜か〜」ではないの?
かをり:ダメ男に引っ掛かったことは一度もないですね。安定志向なんで、暴力とかも振るわれたことないし、お金をたかられたこともない。
太田:かをりちゃんはおじさんキラーだから。
かをり:そんなことはないですよ!
太田:金持ちとしか付き合わない。
田中:そんなことはないだろ!
太田:54歳の会社社長とか49歳の医者とかね。
田中:誰だよ、それ! なんで年齢だけそんな具体的なんだよ。
倉田:眞鍋さんの場合、服装を見てても、「だめんず」じゃないですよ。センスいいから。
かをり:服装を見ただけでわかるんですか?
倉田:大体わかりますよ。結局、服装選びも男選びも、司令塔は自分一人なので、同じようなセンスが出るんですよね。だから、アバンギャルドな服着てる人ってアバンギャルドな男を選ぶし、「どこで買ったの?」みたいな変なブローチつけてるような人は、個性的な変な男を選ぶ傾向がある。
田中:外見的には服装なかに表れるんでしょうけど、内面的に「こういう性格の人はダメな男にひっかかっちゃう」っていうのはあるんですかね?
倉田:初めて付き合った男がメチャクチャひどくて、そっから壊れちゃうっていうのもあるんだけど、多いのは、学習しないタイプの女の子。そういう子って、「ひどい男と付き合っちゃったわよ。以上」って感じで、次はまた最初から繰り返しますよね。どんどんリセットしていくだけ。
田中:それって、結構「悲劇のヒロイン」を気取っちゃってるところもあるんじゃないですか?
倉田:ああ、あるかも。メチャメチャたかられてるんだけど、「あたしって彼に尽くしてるの」みたいな感じで、ちょっと嬉しそうにみんなに言って回ってたりしますからね。
太田:例えば、「危険な男」が好きっていう人もいるじゃない。そういう女性は「だめんず・うぉ〜か〜」に多いでしょ。
倉田:そうそう、多い。
太田:そういう女の人って、「あたしがいてあげないと、この人ダメになっちゃうんじゃないかしら」って勝手に思ってるケースが多いよね。
倉田:だから、芸人さんと付き合うような女の人って割とそうじゃないですか?
田中:いや、どうなんだろうなあ。僕はまったく危険じゃないと思うんですけど……。
(中略)
かをり:でも、芸人さんって、売れるか売れないかどっちかだから、そういう人と付き合う女性って勇気があるというか……。
倉田:人生を賭ける相手としては危険でしょう。バクチですよ。】
〜〜〜〜〜〜〜
「見かけで人間を判断するな!」なんて、ファッションセンスがなく、それを磨こうというマメさもない昔の僕は、憤っていたものです。
しかしながら、こうして30年以上も生きて、いろんな人を見ていると、倉田さんが仰る「服装選びも男選びも、司令塔は自分一人なので、同じようなセンスが出る」という言葉の意味、すごくわかるような気がします。
中学校の生活指導の先生の「服装の乱れは心の乱れ」なんて言葉に「ケッ!」とか反発していたのだけれども、確かに、ちゃんとした生活をしている人というのは、ブランドとか値段とは関係なく、清潔で他人に不快感を与えない服装をしていることが多いし、その逆もまた真だな、と思うのです。僕の「ファッション不精」は相変わらずで、今だに周囲から「その組み合わせ、おかしくない?」とか苦笑されたりもするのですけど。
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08月16日(水)
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