ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「Winny」は包丁か、それとも拳銃なのか?
毎日新聞の記事より。
【パソコンのファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を開発し著作権のある映画やゲームソフトなどの違法コピーを手助けしたとして、京都府警ハイテク犯罪対策室と五条署は10日、著作権法違反ほう助容疑で東京都文京区根津、東京大助手、金子勇容疑者(33)を逮捕した。金子容疑者の自宅など数カ所の捜索にも着手した。東京大大学院情報理工学系研究科も近く、捜索する。ファイル交換ソフトの開発者が逮捕されるのは国内初で、世界的にも異例という。
調べでは、金子容疑者はそれまでインターネット上で流通していたファイル交換ソフト「WinMX」よりさらに匿名性が高いソフトを開発しようと計画。02年4月にインターネットの掲示板「2ちゃんねる」にソフト開発を発表し、同5月に自身のホームページに「ウィニー」ソフトを無料で公開。03年11月、著作権のある映画やゲームソフトをインターネット上に無断で公開したとして府警が摘発した群馬県高崎市の自営業者(当時41歳)と松山市の無職少年(同19歳)=同法違反罪で今年3月、有罪判決=の違法行為の手助けをした疑い。
金子容疑者は同掲示板などで「ネット上でデジタルコンテンツが取引されるのはやむを得ない」と発言。「自らが著作権侵害をまん延させることで新たなビジネスモデルを模索できる」などと主張し、236回にわたって「ウィニー」のバージョンアップを繰り返していたことから、府警は違法性を十分認識していたと判断した。】
記事全文はこちらです。
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僕は「Winny」というソフトのことは知ってはいるのですが使ったことはありません。
使わなかった理由は「とくに必要性を感じなかった」というだけのことなのですが。
実際に使っている人に聞くと「面白くてやみつきになる」そうですけどね。
ちょうど「アナログからデジタルへ」の過渡期に生きてきた僕にとっては、「違法コピー」というのは、常に身近なところにあったような気がします。
最初は、パソコン(当時は「マイコン」とみんな読んでいましたが)のゲームソフト。当時から5千年〜1万円くらいしていたマイコンのゲームは、当時のマイコン少年たちにとっては高嶺の花で、多くのユーザーは「レンタルショップ」でゲーム(+コピープロテクトを外すソフト)を借りて、ゲームをコピーして手に入れていたものです。中には、ゲームで遊ぶことより、「プロテクトを外すこと」のほうに面白味を感じるようになってしまった人もいたみたいですが。
「貸しレコード」の場合は、デジタルデータのような「完璧なコピー」ではないにしても、やはりみんなそのレコードをカセットテープに録音して聴いていたものですし。
でも、パソコンのゲーム業界は、コピーによって衰退の一途を辿りました。
どんな良質のソフトもあっという間にコピーが出回ってしまって、開発者には利益をもたらしません。そして、真面目にオリジナルを買おうという人は、そのオリジナル版の値段の高さに二の足を踏んでしまいます。
「真面目に商品を買ってくれるユーザーが、違法コピーしているユーザーの分まで払わなければならないような価格設定」では、真面目に買おうとする人はバカバカしいと思うでしょうし、「儲からない」「食えない」のなら、開発者だって「やってられない」のです。
それで結局、パソコンゲームの世界は衰退の一途を辿ったのです。
もちろん、ファミコンをはじめとする家庭用ゲームの繁栄で、その居場所を失ったという背景もあるにせよ。
現在は「CDが売れない時代」だと言われています。コピーコントロールCDでもなければ、普通の家庭用パソコンで簡単にCDが複製できるようにもなりましたから、売り上げが落ちるのも当然といえば当然でしょう。ただ、あのコピーコントロールCDというのは、CDを買う側からすれば、「どうして自分で金を出して買ったCDなのに、自分のパソコンで仕事中に聴けないんだ!」というような苛立ちもあるのです。
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05月10日(月)
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