ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「年末ジャンボ宝くじ」の最低の買い方
japan.internet.comの記事「宝くじは密かな夢−ユーザーはネットでの共同購入に否定的」より。
【宝くじを買っている77%、232人のほとんどが個人で購入しており、共同購入しているのはわずか11人で、この232人のうち、「ネット上の共同購入で宝くじを買いたいと思わない」と答えたユーザーは78%(180人)と、大半が否定的だった。「思わない理由としては、「共同購入には興味ない」(主婦/33歳)、「信用できない」(会社員/33歳)、「ひとりでひっそり楽しみたい」(主婦/32歳)、「自分で選びたい」(公務員/48歳)などという意見が多く寄せられ、、売り場で購入する行為や当選番号発表までの過程を楽しみたい、というユーザーが多いようだ。】
参考リンク:「宝くじは密かな夢−ユーザーはネットでの共同購入に否定的」
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発売は今日までだったんですね、年末ジャンボ宝くじ。僕も今年は奮発して買ってしまいました。
僕の大学時代の同級生が、宝くじの共同購入で、50万円を当てたことがあります。それを確か10人くらいで分けたらしいのですが、僕がその話を聞いて思ったのは、「それじゃ、あんまり面白くないなあ」ということでした。
僕のように欲の皮の突っ張った人間は、「ひとりで当ててれば50万だったのに」とか思ってしまうのです。
もちろん、10人で共同購入すれば、当たる確率も単純に考えれば10倍です。
それなら、分け前は少なくても、「当たりやすい」ほうを選ぶという選択肢はもちろんあるんだろうけど。
でも、僕が思うに、宝くじで「確率」を考えるのは、あんまり面白くないのではないでしょうか?
宝くじの売り上げのうち当選金として購入者に還元されるのは、せいぜい半分くらいの「ギャンブル」ですから、基本的にはこれほど参加者にとって不利なギャンブルはないはずです。
ちなみに、公営ギャンブルでは、控除率(売り上げのうち税金として引かれる率)は25%で、残りの75%を的中者で山分けしているのです。
パチンコ屋なら、売り上げのうち店の儲けは数パーセントくらいが相場でしょうか。
そう考えると、「宝くじは、ギャンブルとしては最低最悪の殿様商売」ということになりますね。
購入した時点で、額面の半分はすでに損しているわけですから。
それでも宝くじが売れるのは、やはり、高額当選の魅力に尽きると思います。他のギャンブルでは、3億円なんて、どんなに頑張っても一度に手に入れるのはほとんど不可能ですし、大きな配当を得ようと思えば、賭ける金額も大きくなりますし。競馬でヒシミラクルを当てて億万長者になった「ミラクルおじさん」だって、ヒシミラクルの単勝馬券に1000万円以上も賭けていたのです。
3億円儲ける以前に、穴馬の馬券にそんなに賭けること自体が普通はムリ。
というわけで、「少ない元手で、大きな当選金を得られる可能性がある」という「宝くじ」には、やっぱり魅力があるのです。競馬の「万馬券」は、100円が1万円になる(つまり、100倍になる)馬券のことですから、300円が3億円になる(100万倍)宝くじの一等は、万馬券の1万倍当たりにくいということになるのです(前述の控除率の違いからすると、実際はそれ以上)。
まあ、当たらないのが当たり前、なんですよね。
噂によると、「宝くじの一等に当選する確率」より「宝くじを買いに行く途中に病気や事故に遭う確率」のほうが高いのだとか。
昔から、ギャンブルで破滅した人はたくさんいますが、宝くじで破滅した人の話はあまり聞きません。それはまさに「夢」だからなのでしょう。
みんな「当たればいいなあ」とは思っても「当たってくれないと困る」とは思っていないはず。
経験上、「宝くじは当たらないし、アテにならない」ということを知っているから。
ギャンブルのように自分で予測を立てることもできないし、当選は運任せです。外れたら、「運が無かった」。
「当たりやすい売り場」なんていうのも、そういう評判のためにたくさん売れているから、結果として当選本数が多いだけなのかもしれませんし。
まあ、でもその「運任せ」なところが、きっと、宝くじのいいところなんですよね。
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12月19日(金)
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