ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「援助交際」をやめさせるためには?
毎日新聞の生活欄「子どものこと話そう〜少女売春・やめさせるには」より。

【最も数多く見られたのが、大人の態度にこそ問題の根があるんだとする意見だったが、「ではどんな態度をとるべきなのか」になると、意見は大きく二文される。
<自分の体を売ってお金にすることは悪いことであり、恥ずべきことであること以上の理屈がなぜ必要なのか。大人や評論家が変にひるむのが、いまの援助交際、売春を助長しているのではないか?(女性・55歳・教師)>や、<すぐに「ばかたれ!」と一喝できない大人のだらしなさが、自分を大切にすることすらわからない馬鹿な子供を育てている(女性)>といった声は、毅然とした態度をとれない弱腰への批判だ。
 もっとも、その一方で、<上からの「説得」など意味はないと思う。話し合うしかない(女性・47歳)>という声もあったし、少女世代の投稿には、こんなものもある。
<頭ごなしに怒られたら私なら聞く気にならないと思う。もちろん怒る地ことも重要だけど、怒るだけじゃ反発するだけになるかもしれません(19歳・大学生)>
 もちろん、“毅然派”も、ただ一方的にまくしたてろと言っているわけではない。二つに分かれた意見は、最終的に<あなたをいかに大切に思っているか、という親の愛を伝えるべき><とにかく親の本気を見せる>で再び一致するのだから。】

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 僕は、交通事故を劇的に減らす方法を知っています。
 それは、「人類が車を使うのを止めること」です。
 では、「援助交際(この記事の中では、「少女売春」と言い直すべきだと主張されていますが、別にどっちでもいいです)を減らすには、どうしたらいいか?」
 答えは簡単。
 「携帯電話やインターネットを人類社会から排除してしまえばいい」のです。

 基本的に「車は事故を起こすもの」です。
 運転歴が長い人なら、「絶対に事故を起こさない車なんてありえない」ということを理解していただけるはず。
 それでも、僕たちは車の便利さに一度慣れてしまったがために、それを手放すことはできなくなっているのです。
 要するに、事故の危険と車という道具の便利さを天秤にかけて、結局、そのメリットが上回ると判断しているから、車を利用し続けているわけです。

 「最近の女子高生は…」なんて僕も思うことがあるのですが、実は「援助交際」がこれほど広まってしまった要因は、彼女たちのモラルの低下というより、「売春行為を簡単にしてしまった、インターネットというツール」の影響が大きいのではないかと思います。
 「援助交際」なんて言葉ができる前から、おそらく同じような行為は行われてきたのでしょうけど、少なくとも、「普通の女子高生」にとっては、敷居が高い行為だったはずです。 街娼(街角に立って、客引きをする女性のこと)のようなことをするのには抵抗があるでしょうし、登録制のものにしても、やっぱり怖い人たちが絡んでいそうですし。
 それが、「同じ趣味・目的の人を探す」ということに非常に適したネットというツールの登場によって、お客を探すのに苦労せずに「直接売買」が可能になった、ということなのです。
 でも、現代社会で、「援助交際を予防するためのインターネットの停止」なんて受け入れられるわけがありません。
 まあ、要するに「現代社会では、援助交際のリスクが上昇しても、ネットというツールの便利さが優先されている」ということなんですよね。
 本心のところでは、「バカな女子高生とバカな大人がやっているんだから、どうしようもない」と思っている人も多いのではないかなあ。
 
 一度の「援助交際」で何万円ももらえるというのは、「普通の女子高生」にとっては、まさに破格の収入なわけです。ファーストフード店でのバイトで同じだけ稼ごうと思えば、いったいどのくらい苦労しなければならないか。
 それを考えると、「自分の体なんだから、別に売り物にしたっていいんじゃない?」などという女子高生の言葉に、果たして絶対的な反論があるのかどうか?

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11月26日(水)
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