ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■知名度とセールスが比例していないバンド。
「オーケンの散歩マン旅マン」(大槻ケンヂ著・新潮文庫)より。
【筋肉少女帯ほど知名度とセールスが比例していないバンドも珍しい。売れる売れないが音楽ではないとわかりつつも、時々、「いい歳して何やってんだオレは」という気に、正直なる。現在、僕の心の「バンド・ポイント」を低下させている要因の一つは、「労働量に見合う状況を得られていない」という実にチンケな劣等感である。状況とは人気であり金であり評価であり、つまり社会からの「扱い」である。とらわれたら不幸になるとお釈迦様の説いた「執念」に、ズバリとらわれているのだオレは。】
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いや、ロックアーティストだって、やっぱり人の子なんだなあ、と。
まあ、こんなことをズバリ書いてしまう大槻さんは、それはそれですごいとは思うんですけどね。バンド界に対する営業妨害かもしれません。
ところで、この文章を読んで、僕の心に引っかかったのは、一番はじめのところなんです。
「筋肉少女帯ほど知名度とセールスが比例していないバンドも珍しい」という部分。
最初にこれを読んだとき、「そんなこともないんじゃない?他にも知名度は高いけど売れてないバンドってけっこうあるし」と感じたのですが、考えてみると、確かにそんなに思いつかないんです。
試しに、「かつて一世を風靡したが、今は売れていない」とか「お笑いの人や俳優が副業でやっている」とかのバンドを除いて、「みんなが名前を知っているけれど、あまり売れたことがないバンド」っていうのを思い浮かべてみてください。
どのくらい思いつきますか?
まあ、「みんなが知っている」というのが、どの程度なものか、というのは微妙なところなんですけどね。
ボーカルのキャラが立っている、という意味では、デーモン小暮の「聖飢魔U」なんていうのは、バンドとしてもけっこう売れてましたし(それでも、デーモンの知名度に比べれば今ひとつかもしれないけど)、ハイロウズも、前身がブルーハーツだし。
いろいろ考えていって、「エレファントカシマシ」(あの妙なテンションのマシンガントークの宮本さんの知名度を考えると、ドラマの主題歌の1曲くらいしか売れてないと思う)や「スターダストレビュー」などはどうかなあ、などと思いついたのですが、どうでしょうか?(ファンの人ごめんなさい)
基本的には、「売れているから知名度が上がる」もしくは「知名度が上がったために売れる」ということでしょうから、「あまりセールスで目立たなくても知名度が高い」というのは、バンド内にキャラが立っている人がいてトーク番組などで有名だけど曲が売れない、なんてパターンか、地道に長年良質の活動を続けて、大ヒットはないけれど名前が浸透しているかのどちらかなんでしょね。
まあ、本当に全く売れてなかったら、プロとしてバンドを続けられているわけがないのですが。
そうそう、これとは逆に、エイベックス系のアーティストって、「こんな人いたの?」とか思うような人がいきなりオリコンの上位に入っていたりすることが多いような気がします。
さすがに浜崎あゆみとかELTくらいは判りますが、あとの人達は、歌を聴いても誰が歌っているのやら…
みんな、区別ついてるの?
06月28日(土)
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