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活字中毒R。
by じっぽ
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■2002年9月7日。
aikoのニューアルバム「秋 そばにいるよ」のCDに貼ってあったシールのコメント。
【ほんのりヒットシングル「おやすみなさい」「あなたと握手」
ついこの前出したシングル「今度までには」を含む全13曲】
〜〜〜〜〜〜〜
CD買うときって、たいがい、ジャケットを見て、収録曲を確認しますよね。よっぽどの「指名買い」でなければ。CDショップに行って、いろんなCDを見ていると、どのアルバムにもたいがい、「あのヒットシングル〜収録!」というような帯がついているか、シールが貼ってあります。たとえば、ミスチルのアルバムで「ヒットシングル・イノセントワールド収録!」と書いてあっても、何の違和感もありませんよね。でも、中には、あまり聞いたことがないような歌手のアルバムに「ヒットシングル〜何々〜収録!」と書いてあっても、買う側からすると「その曲って、聞いたことないけど、どこが『ヒット』シングルなの?」と聞き返したくなるような場合もままあるわけで。そのコメントになんとなく違和感を覚えてしまうのもまた事実。ちなみに、そのさいには「スマッシュヒット」という表現が多用されがち。スマッシュって何?
それで、このコピーなのですが、「ほんのりヒットシングル」っていう表現は、うまいなあ、と感心してしまいます。aikoのキャラクターにも合っているし、確かに、大ヒットとまではいかないけれど、よく耳にした曲ではありますし。
こういうのって、ああ、誠実だなあ、とけっこう好印象な気がしますね、うまいなあ。
もちろん、aiko本人が書いているわけではないだろうけど。
でも、aikoさんの場合は、実際に売れている人だから、これが誠実さとして伝わるわけで、ほんとに全然売れてない人が「全然売れてないシングル〜何々〜収録!」とか書いても、やっぱり失笑の対象にしかならないでしょうね…
こういう誠実さも、余裕のなせるワザなのかな。
09月07日(土)
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