ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「死にたいという気持ちをもっと詳しく言ってください」
 「死にたい」、そして、「うざい」「むかつく」というのは、非常に強い言葉で、その威力に周囲の人たちは圧倒されてしまいます。
 でも、この対談を読んでいると、こういう言葉って、本人たちも、正確にその意味や力を認識しないまま、「便利だから」使っているという面もありそうです。
 「死にたい」という言葉を聴いた周囲の人たちは、とにかく、「死なせないためには、どうすればいいのか?」と考えこみ、振り回されてしまいがちです。
 実際は、「漠然とした寂しさ」が「死にたい」という言葉になって表出されているだけなのかもしれないのに。
 そして、その「死にたい」の「本当の意味」は、解決可能なものかもしれないのに。

 「うざい」なんていうのもそうですよね。
 そんなふうに「自分は生理的にあなたが不快である」と言われた相手は、どうすればいいのかさっぱりわからない。
 しかしながら、「うざい」という感覚は、なんとなく、いまの子供たちには共有されているのです。
 「うざい」存在は、「排除」すべきものだと認識されています。
 そういう漠然としたイメージが、あるひとりの人間に貼られた「ラベル」になってしまうと、「うざいことに、はっきりとした理由が無い」だけに、被害者はどうして良いのかわからない。
 周りの子供たちも、その「うざい、というラベル」が自分に貼られるのはイヤだから、その「イジメ」に加担してしまう。

 「子供の言葉遣いに、そんなに神経質にならなくても……」と、僕はずっと思っていました。
 でも、このお二人の話を読んでいると、「言葉の乱れが、心の乱れ」なんていう、学生時代に嫌いだった生活指導の先生のお説教を思い出さずにはいられなかったのです。
 やっぱり「言葉にする」って、大事なんだよなあ。
 そして、「言葉を変える」ことは、「行動を変える」ことに繋がっていくのです。

09月22日(木)
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