ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「『あのゲームをクリアーするまでは』とか『ファミ通に書いてあったあのソフトを見るまでは』とか思ってやり過ごしてきた」
 あのガレキの山のなかで、いきなり「元の生活」って言われても、あまりにも現実とかけ離れすぎていて、かえって途方に暮れてしまうのではないか、と。

 この文章を読んで、プロ野球の選手たちが、節電の必要があるとはいえ、開幕を遅らせるために「いまは野球なんかやっている場合じゃない」と「涙の訴え」をしていたことに、なんだか釈然としなかった理由もわかったような気がします。
 選手たちが、自分が「プロ」として、みんなが憧れる職業についていながら、「野球なんか」って言ってしまうのは情けない。そして、そんな「先が見えない状況」で、衣食住の次に必要なもの、とりあえず明日まで生きてみようという希望を与えてくれるものが、「たかが野球」である人は、けっして少なくないと思うのです。あの頃、僕を支えてくれたのが、将来への夢や希望よりも、「たかがテレビゲーム」であったように。

 電力の問題もあって、テレビゲームどころではないかもしれないけれど、みんな、なんとか生き延びてもらいたいと思っています。
 「大きな目標」はさておき、「小さな楽しみ」は、きっと、身近なところにあるはずだから。

04月27日(水)
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