ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■河合隼雄・文化庁長官の「本当の祝辞」
いまの日本の場合は、偉い人、とくに政治にかかわる人が「自分の言葉」で語るのは、ものすごく異常なことなんですよね。
こういう「ちょっとしたパフォーマンス」を加えないと、それが「自分の言葉」であることすら信じてもらえない。
地方の講演会でのちょっとした発言でも「失言」と認定されて、大々的に報道されることもありますし。
たしかに、みんな「型通りのスピーチ」よりは、「その人にしか語れない話」を聞きたいはずです。
そんなことはわかっているのだけれど、実際は、「もし失敗してしまったら……」という不安が先に立ってしまい、なかなか「自分の言葉」で語れない。
政治家には「失言」のリスクがあるので難しいのでしょうが、僕のような一般人は、「型通りのスピーチ」を無難にやろうとする必要はないのだけれど、「自分の言葉」で人前で話すというのは、本当に大変なことなので、ついつい「型」に頼ってしまう。
あのオバマ大統領のスピーチだって、アウトラインはスピーチ・ライターが書いているのですから、結局のところ「自分の言葉かどうか」よりも「それが面白い話かどうか?」「話している人が、『カッコいい』かどうか?」のほうが大事なんじゃないかな、という気もするんですけどね。
08月27日(木)
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