ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■北島康介選手を「わざと負けさせた」コーチの作戦
それでも、平井コーチは、「北島康介をわざと負けさせる」ことを選んだのです。
大人だったら、「慢心させないために負けさせる」というのもアリかもしれませんが、当時の北島選手はまだ中学3年生。これはあまりに「危険な賭け」だなあ、と思うのです。
もちろん、平井コーチは、「相手が北島康介だからこそ、それが将来的にはプラスになる」と判断していたのでしょう。
平井コーチは北島選手のいちばん優れた特性を「精神力」だと評価していたそうですし。
他の選手にも同じように接していたわけではなく、「その選手の個性に合った指導」をされているというのも、この本にはちゃんと書かれています。
それでも、「やっぱりスポーツの世界も『結果を伴わないと意味がない』『結果を出すことによって、プロセスが正当化される』のだなあ……」と僕は考えずにはいられませんでした。
もしその大会で「記録」を出していたらどうなっていたのかは、結局のところわからないのですが、北島選手に関していえば、これが「正解」だったのでしょうね。
「オリンピックで2大会連続で2個の金メダル」という以上の「成果」というのは、想像もつきませんし。
12月07日(日)
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