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活字中毒R。
by じっぽ
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■他人の話をよく聴くための「5つのコツ」
そして、話し相手から十二分な話を引き出すには、5「尊敬と思いやりの気持ちをもって聴く」態度がないと、なかなか難しい。
ビジネスの場においても「なんとしても売ってやる」という気持ちが高じると、相手が説明している事情も素直に耳に入らなくなっていく。ノルマに追われているな、と思ったら、トイレで鏡を見てみよう。
そして、考えるのだ。
もし、相手が自分だとしたら、今の目つきの自分に、素直に話をするだろうか。
焦りは、禁物だ。追い詰められたときこそ、基本や原点に戻って姿勢を正すのだ。
ぎこちなくとも笑顔を取り戻すために、誰も見ていないところで、にっこり笑ってみよう。】
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自分から面白い話をして場を盛り上げるのは苦手だけど、「聞き役」にはなれる、と「話下手」を自認する僕などは考えがちなのですが、「人の話をよく聴く」というのは、実際にやってみるとけっこう大変です。
僕だって、好意を持っている女性や共通の趣味を持つ友人の話を「聴く」のは時間が経つのを忘れてしまいます。でも、自分が興味を持てない話、何度も聴かされた話の場合は「聞く」だけでかなりの苦痛なんですよね。
いつもの「若い頃からの病気での苦労話」をようやく切り上げて部屋を出てきたら、5分も話を聞いていなかった、ということもよくありますし。
「傾聴ボランティア」というのが存在すること自体が、「他人の話をまじめに聞いてくれる人の少なさ」の証拠です。
それでも「人の話を聞かなければならない状況」というのは人生において存在するわけで、そういうときに気をつけるべきことが、この「人の話をよく聴くための5つのコツ」には凝縮されています。
読んでみると、みんな「当たり前のこと」のように思えるのですけど、これをすべて実行するのはとても大変です。
昨日、大学の後輩にデパートで偶然会いました。たぶん3年ぶりくらい。
お互いに近況報告をして、共通の知人の話題をすれば、もう話すこともなくなってしまった。でも、「じゃあまたね」ともなんとなく言いがたい。
2人の間になんとなく「気まずい沈黙」が漂っていたとき、やっぱり僕はそれに耐えられず、自分からしなくてもいいような噂話などをはじめてしまったんですよね。
知り合い相手ですら、「3.沈黙を怖がらず、次の言葉を待つ」っていうのは、よっぽど腹を据えないと難しい。自分のほうが「不機嫌な人」だと相手に思われているのではないかと不安になりますし。
こういうのは、「インタビューする人とされる人」みたいにお互いの「役割」が決まっているほうがやりやすい面もあるのでしょうね。
僕の場合、ふだんの会話でも「ここは自分がこの沈黙を破る役割なのでは……」とか自分でプレッシャーを増強しがちなのは事実ですが。
これを読みながら僕が考えたのは、「5.尊厳と思いやりの気持ちをもって聴く」というのがないと1〜4は難しいだろうな、ということでした。
そして、そのためのいちばんの方法は「自分が好きな人、尊敬できる人と話す」ことなんですよね。
結局のところ「相手に興味を持つこと」が「人の話をよく聴くための最大のコツ」。
しかしその「人間を好きになる」っていうのは、「努力すればできる」ってものじゃないですよね。
まあ、この1〜4に気をつけるだけでも、相手に与える印象はだいぶ違うとは思うのですけど。
10月05日(日)
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