ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■新聞勧誘員に狙われるアパートと「歪んだ格差社会」
「ニュースはテレビとネットでみるから困ってません」
 実際、「記事を細かく読みこむひと」にとっては、新聞記事というのはかなり有益だと思うのですが、見出しをざっとチェックするくらいのレベルであれば、ネットのニュースとそんなに変わりはないんですよね。

 そして、「インターホンのある家」では商売が難しくなった「新聞勧誘員」たちは、「インターホンの無いような安いアパート」で、金銭的に余裕がない人たちを相手に、かなり強引な「勧誘」をしているというのは、なんだかもう哀しいというか、情けない話ではあります。

 たぶん、新聞勧誘員というのは、ものすごく辛い仕事なのでしょう。僕だって、自分があんなに「門前払い」を続けられたら、精神的に参ってしまうと思うもの。
 でも、お客の立場からすれば、「同情していたらつけこまれてしまう」と用心してしまうのも事実なのです。
 以前聞いた話なのですが、押し売りの人たちは独自のネットワークを持っていて、一度売れた家には、「この家は商売がやりやすいぞ」という評判が流れ、次々と他の押し売りもやってくるのだとか。「一度引っかかったから、しばらくはそっとしておいてあげよう」なんて、誰も考えてはくれないのです。

 そりゃあ、新聞記者たちは、それなりの「使命感」に燃えて記事を書いているのかもしれませんが、「新聞」というメディアが生き残っていくために、そういう「生活キツい人が、同じようにキツい人を狙うってパターン」が必要であるならば、「新聞」って何なのだろう?と僕は考えてしまうのです。「底辺の人たちから強引に搾取するシステム」がないとやっていけないような企業が、「社会の木鐸」なんて気取っていていいの?
 「格差社会」なんて記事を「押し売り勧誘員」の被害に遭った人に読ませているなんて、ちょっとシュールすぎないかな……

10月01日(月)
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