ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「僕が管理人をやめれば『2ちゃんねる』はなくなりますよ」
確かに「ニコニコ動画」って、誰かが考えつきそうなアイディアだけど、それを実現して多くのユーザーが(有料会員も含めて)利用するようなサービスにしていくというのは、そんなに簡単なことではないと思います。
まあ、発想そのものは「目じゃない」としても、YouTubeがなければ、「ニコニコ動画」が世に出ることはなかったのではないかな、という気もするのですが。
僕は2ちゃんねるの管理人である「ひろゆき」という人を「お祭り好きの快楽主義者」というようなイメージで今まで見ていたのですけど、この記事で実際に「ひろゆき」氏の発言を読んで感じたのは、彼の「責任感と自負心の強さ」なんですよね。
「2ちゃんねる」の管理人であり続けることというのは、実際、ものすごく大変なことなのではないかと思います。「2ちゃんねる」を運営することも、書き込み内容について訴えられることも、かなり「めんどうなこと」であるのは間違いないはずです。裁判だって「罰金は払いません」なんて「開き直っている」ことの是非は別として、ああやって訴えられ、世間の話題になるのは、けっして楽しいことばかりではないでしょう。それでも「ひろゆき」氏は、「2ちゃんねる」の顔として、一部の熱狂的な信者と世間一般からの不審の目を浴び続けています。「2ちゃんねる」で、そんなに儲かっているわけでもないのに(というか、サーバーが維持できなくて「2ちゃんねる」が無くなる、なんて話もあったくらいです)。
常人なら、こんなにたくさんのトラブルにさらされていれば、身も心もボロボロになってしまうでしょうし、「もう管理人なんて辞めた!」と言っていてもおかしくないでしょう。現に、そうやって終わっていった人気サイト・ブログというのもたくさんありますから。
それでも、「ひろゆき」氏は、こうして現在も矢面に立ち続けています。彼の能力ならば、もっとラクな方法で優雅な生活ができるくらい稼ぐことは、そんなに難しくないはずなのに。「すごい」というより、いったい何が「ひろゆき」氏をこんな茨の道に進ませているのだろうか?と、僕はちょっと怖くなってきています。
政治家と同じように「ここで『2ちゃんねる』を手放したら、自分の『権力』を失って、味方もいなくなり、一気に今までの敵から引きずりおろされてしまう……」というような危機感もあるのでしょうか?
「2ちゃんねる」は「ガス抜き」なのか、それとも「大勢の人のストレスを増幅させる装置」なのかというのは、難しい問題ですよね。たぶん、その両面があるのでしょうが、総和として「有益」なのか「有害」なのかというのは、なんとも言えないような気がします。
もっとも、為政者たちは、困った顔をしてみせながらも、「民衆の本音を知るためのツール」として、潰すよりも残して「利用」するほうを選ぶのではないかな、と僕も思いますけど。
「2ちゃんねる」が無くなっても、「2ちゃんねる的なもの」が消えることはないでしょうしね。
それにしても、【太った人が痩せればモテると思ってダイエットしたら、今度はファッションセンスが悪い、お金がない、といろんな問題が見えてくる。だからといって、お金を稼げる職業に就くと洋服を買いにいく時間がない。実はモテるためには痩せるだけじゃダメだったとかね】というのは耳の痛い話ではあります。結局、問題が解決に向かわないのは「太っているから」ってことにしておいたほうがラクだから、っていうのもあるのかもしれません。「痩せたらモテるはず」っていうのは、「どんなに頑張ってもモテない」よりは、なんとなく「希望」があるのでしょうし。
「2ちゃんねる」が存続しているかぎり、日本のネット上での災厄は「2ちゃんねるのせい」にできるのだろうし。
07月25日(水)
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