ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■鮨ネタを食べる「順番」
僕は今まで、「鮨屋でいきなりトロを頼むのは邪道だ」というような話は何度も聞かされてきましたが、そういう話をする人たちは、ほとんど「なぜそうなのか?」ということを説明せずに「それが礼儀だと決まっているんだからゴチャゴチャ言うな」という感じでした。でも、この小野さんの話を読んでみると、小野さんが試行錯誤の末に「鮨をより美味しく食べられる順番」を作り上げていったのだ、ということがよくわかります。「通」の人たちは「常識」だと言って偉そうにしているけれど、小野さんはむしろ、その「常識」を盲信せずに、自分の舌で確かめて、新しい「常識」を作り上げた人だったのです。それは「礼儀」とかじゃなくて、「鮨をいちばん美味しく食べられる順番」を合理的に追究した結果でした。
ちなみに、著者が「すきやばし次郎」で「おまかせ」を頼んだ際には、こんな順番で鮨が出てきたそうです。
(1)まこがれい
(2)イカ(すみ)
(3)イカ(あおり)
(4)かんぱち
(5)赤身
(6)中トロ
(7)大トロ
(8)小肌(新子)
(9)蒸しあわび
(10)鯵 2カン
(11)車海老
(12)かつお
(13)赤貝
(14)しゃこ
(15)うに
(16)小柱
(17)いくら
(18)穴子
(19)玉子焼き
(20)かんぴょう巻き
かんぴょう巻きが4巻で、全部で24カン。これで2万5千円。
もちろん僕は「すきやばし次郎」に行ったことはありませんし、この値段が高いか安いかというのは評価しようがないのですが、とりあえず、いつか鮨屋のカウンターに座ったときのために、この「順番」は記憶しておこうと思います。まあ、懐に余裕があって、信頼できる店であれば「おまかせ」にしてしまえば良いだけの話なのかもしれませんけど。
05月13日(日)
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