ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■フジテレビ社員の羨ましい年収
 もっとも、彼らの高収入の陰では、「それでもテレビ業界で働きたい」という人たちが、末端の制作プロダクションで薄給に耐えて番組を作っているというのも紛れもない事実のようです。「月収10数万円でボーナスもなしという薄給」で、しかも激務とくれば、いくら憧れのテレビ業界で働けるとはいっても、「ねつ造」くらいやってしまうのもわからなくはないんですよね。「数字」を上げないと契約を切られてしまったりもするみたいだし。

 テレビ業界というのは大きなお金が動く世界です。「月9ドラマの1回放送分で制作費は5000万〜1億円」なんて、1か月分くらいの制作費があれば、平均的な「日本映画」が1本撮れるくらいのお金を遣っているわけです。見た目にはそんなにお金がかかっているようには思えないのですが、役者さんの出演料がものすごく高い、ということなのでしょうか?
 こういう「台所事情」を知ると、テレビ局が、なんとかバラエティ番組を「当てたい」と試行錯誤する理由もわかるような気がします。コストは安いし、視聴者も「F1層」が多いでしょうから。まあ、最近流行りの「DVD化しての二次収入」につながらないという難点はあるかもしれませんけど。

 しかし、この「テレビ局の収入」から考えると、「大人向けの真面目な番組」がゴールデンタイムに放送されないのは致し方ない、という感じです。だって、テレビ局は、20〜34歳の「F1層」に観てもらいたいのだから、その人たちが好みそうな番組を選択するのは当然の戦略ですよね。
 ちなみに、フジテレビのスポットCM(15秒)の料金の目安としては、視聴率1%あたり9〜10万円くらいなのだそうです。視聴率10%の番組なら1話あたり100万円。そりゃあ、「数字にこだわる」のも理解できます。

 まあ、当たり前の話なのですが、「テレビ局も企業」なのですから、視聴者側にも過信しすぎない姿勢が必要である、ということなのでしょう。
 

05月01日(火)
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