ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「人を傷つけずに話すコツや相手に嫌われず楽しませるコツを教えてください」
 このリリーさんの「回答」のなかで印象深かったのは、【だって会話をしていれば、絶対に相手が気に入らないことも少しは出てくるから。でも、絶対に同じ波長の人はいるよ。気を遣わないでも楽しく話せるような人が。】という部分でした。まあ、問題のすり替えと言えなくもないのですが、リリーさんは「他人を傷つけない会話術を身につけようとするよりも、素の自分でラクに話せるような相手を見つけたほうがいい」とアドバイスされているのです。確かに「万人に通用する会話術」をマスターするには、人生はあまりに短すぎるのかもしれません。

 僕がネットをやっていて感じるのは、人間の「性格」とか「話しかた」なんていうのは、その人の置かれた状況や受け手がどんな人かによって、全然評価が違ってくる、ということなのです。大勢の「理論家」の人たちが難しい話とか「論理的思考」を「人気ブログ」に書かれているのですが、あんな高度なことを緻密にチクチク書いて容赦なく他人を責めたてるような人と直接会って話をして楽しいか?とか、友達になって心地よいか?と言われると、僕は考えこんでしまいます。いやもちろん、彼らが友達の前でもそういうキャラクターだとは限らないのですけど、ディスプレイ越しに多くの人に「支持」されるキャラクターと、日頃接する友達として望ましいキャラクターというのは、必ずしも同じものではないんですよね。仕事とか付き合いとかでどうしても適応せざるをえない場面はあるとは思うのですが、それ以外は、むしろ、「相手に自分を合わせる」ことに消耗しきってしまうよりも、「自分に合った場所を見つける」ことのほうがはるかに有意義な場合も多いはずです。実際は、本当に「ノリが合う」相手かどうかというのもなかなか判断が難しいところがあるし、最初は合うと思っていた人でも時間が経つにつれてズレが目立ってきたり、その逆の「意外といいヤツだった」というパターンも少なくないのですが。
 とりあえず、「結果を恐れて黙っているだけでは、何もはじまらない」ということだけは、間違いないのでしょうけど。
 

10月21日(土)
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