ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「俺が光GENJIで、あとはその仲間たち」だった頃
諸星:「パクパクしてる場合じゃねえんだよ、金魚じゃねえんだから」って。そしたら南こうせつさんとさだまさしさんがきて「やめなさい。あんたたちはね……」て。
吉田:止め方も弱いですよね(笑)。
諸星:そしたらサブちゃんが「やめろぉぉぉぉ〜っ!」って。その年の大トリですから。「何時だと思ってんだぁぁ〜っ!」て腕時計を見せられたら、ダイヤモンドが大量に入ってて文字盤も見えなくて、何時かわかんあいんですよ。そのとき負けたと思って。
掟:北島三郎が日本を動かしていた(笑)。
諸星:でも、当時は自由すぎるくらい自由にやってましたね。みんなと楽屋も違うし。
(中略)
諸星:いまナオミ・キャンベルが家政婦やアシスタントを殴って裁判になってるけど、そしたら俺なんかとっくに刑務所入ってますよ。だってホテルぶっ壊しましたからね。
吉田:それも部屋が狭いってだけで(笑)。
諸星:だって狭いんだもん(あっさりと)。
掟:我慢って言葉はないんですか!
諸星:閉所恐怖症なんで(あっさりと)。
吉田:じゃあしょうがないですね(笑)。
諸星:「しょうがないんで、じゃあやります」「壁壊します」って穴開けちゃって。
吉田:ホテルで消火器をぶち撒けたときも、やっぱりそんな感じだったんですか?
諸星:そうですね。ワンフロア貸切なんで、廊下でタバコ吸ってるヤツとかいるんで、危ないから消火器を撒いとこうかなって。
吉田:無茶苦茶ですよね、ホント。追っかけの女子も殴るし、白タクも殴るし(笑)。】
〜〜〜〜〜〜〜
このインタビュー、昔、光GENJIに熱をあげていた女子たちが読んだら、いったいどう思うのでしょうか、あまりに凄すぎる、もと光GENJIの諸星和己さんの「全盛期」のエピソードの数々。
僕は以前、「X」の「ヨシキ伝説」として、「『カレーが辛すぎる!』という理由でステージをキャンセルして帰ってしまった」というのを聞いて驚愕したことがあるのですが、この「部屋が狭すぎる」という理由で壁を破壊したという話は、その「ヨシキ伝説」をはるかに凌駕しています。というか、ホテルの部屋の壁なんて、そう簡単には壊れないと思うのですけど、いったいどうやって壊したんだろう……
ここで書かれているさまざまな当時のエピソードは、今こうして読んでみると「武勇伝」のように思えなくもないのですが、当時諸星さんと実際に接していた人たちは、本当に辛かったと思います。「人気」があれば、芸能人ってこれでも許されるのか!と驚くばかりです。当時の僕たちは、こんな「裏話」なんて、全然知らなかったのですから。
なんだか、この話を読んでいくうちに、ワガママで無茶苦茶な人のようなイメージを持っていたジャニーさんに対して「こんな猛獣みたいなタレントたちを使っていかなければならないなんて、ラクじゃないよなあ」と同情してしまいまったくらいです。まあ、ジャニーさんも「ギブスにタイヤつけろ!」なんて言う人ですから、結局のところは、どっちもどっちというか、お互いに「懲りない人々」なのでしょうけど。
でも、多くの人が芸能人に求めるものって、実際はこういう「普通は絶対にできない(やらない)こと」だったりするのかもしれませんよね。ハリウッドのセレブの「奇行」を読むたびに、それもまた「商品」の一部なのかもしれないな、と思うようになりました。たぶん、当時光GENJIのファンだった女子たちは、「かーくん」が壁をぶち抜いても、「男らしい!」とかキャーキャー言って全肯定していたような気もしますし。
それにしても、こんなに他のメンバーに迷惑かけていたにもかかわらず、あの光GENJIのなかで今でもいちばん有名なのは諸星さんなわけですから、芸能界っていうのは、本当に怖い!
10月18日(水)
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