ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■「アウシュヴィッツの看守」とその娘
もし平和な時代で、ヘルガのお母さんの「意志の強さ」が本人や家族の幸せを実現するために用いられていれば、すばらしい妻や母親、ドイツ人として彼女は一生を終えられた可能性も十分にあったのです。あるいは、もしドイツが戦争に勝っていたら、彼女は「英雄」だったかもしれません。
どんな酷いことをやっていたとしても、やっぱり、親は親。本当に、どうすればいいのだろう、としか言いようがない現実に、僕も打ちのめされてしまいました。映画やドラマなら「娘との再会で改心してもとの優しい母親に!」ということになるのかもしれませんが、現実はそんなに簡単じゃない。
戦争が人類に遺していくものは、不発弾や地雷や放射線だけではない。それだけは、間違いないことです。
10月06日(金)
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