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活字中毒R。
by じっぽ
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■リリー・フランキーに嫉妬する男たち
それがまた、こうして売れっ子になったとたんに、リリーさんの生きざまとかキャラクターなども、なんだかすごくカッコよく見えてくるんですよね。リリーさん自身はそんなに変わっていないはずなのにねえ。
まあ、リリーさんというのは、『東京タワー』での成功とは関係なく、女性にものすごくモテる人だったのではないかなあ、と思うのですけどね。アイドル的なモテかたではないけれど、ある種の女性に対して、すごくフェロモンを出している人のような気がしますし。
それにしても、【働き盛りの年代においてモテる男性というのは、明らかに「仕事で成功している人」です。】という文には、「やっぱりそうなんだよなあ」と思わず頷いてしまいました。僕の周りの人を見ていても、30代〜40代くらいになると、ルックスよりも「仕事ができて、自信が伝わってくる人」のほうが、モテているようです。もちろん「仕事が全て」ではないのだけれど、「仕事人間はつまらない」なんて言いながらも、女性の多くは「仕事ができる人」を好むのですよね。それこそ、頭髪に難があったり、体重増加に悩まされているような人でも、仕事ができる人は、女性にモテるのです。もちろん、同性からみても、「成功している人」というのは魅力的な存在です。ヒルズ族がモテるのは、「お金を持っているから」というのもあるのでしょうが、お金そのものよりも「成功している人のオーラ」みたいなものが大きいのかもしれません。
そして、同性からみても「昔のアイツはダメだったのに…」なんていう人は、かなり情けなくみえるのです。もっとも、僕の場合は、昔も今もモテないので、「昔自慢」そのものが不可能なのですけど。
酒井さんは、このエッセイの末尾を【リリー・フランキーさんの活躍に対してキーキー言っている人を見ると、「モテないかもうけてないかのどちららか、もしくはその両方なのだなぁこの人は」と思えてくるものなのであり、まぁ多少羨ましくても男の子はグッと我慢、ということで!】と締めくくられています。
しかしながら、リリーさんの生きかたって、ほんと、ものすごくリスキーですよね。あのやりかたで成功できるのは、マンボウの卵が成魚になる確率くらいなのではないかと思うし、簡単に真似できるようなものではなさそう。ひとりのリリー・フランキーの陰に、何百倍、何千倍もの「ダメな面だけのリリー・フランキー」の屍が、累々と転がっているような気がしてならないのは、僕の嫉妬なのでしょうか。
05月26日(金)
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