ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■ギャング・スターの憂鬱
そして、4年間の現役生活を送ったあと、選手たちはわざと留年して、「ギャングスターズ」への1年間の「お礼奉公」のために、大学に残るのだとか。
考えてみれば、「文武両道の理想の大学生」なんてイメージされがちな「ギャングスターズ」というチームですが、その実像というのは、なんだかすごくイビツではありますよね。「スポーツ推薦枠」がない名門大学で、学生スポーツの頂点を目指すためには、ここまで不自然な「努力」をしなければならないのか、とすら思えます。
「ギャングスターズ」は、最近関西学生リーグでの成績も振るわず、一時は200人以上いた部員も60人くらいまで減ってしまっているそうです。それでも、60人いれば立派なものかもしれませんが、「文武両道」という素晴らしいイメージを維持するためのこうした「伝統」に、学生たちもついていけなくなってしまっているのかな、という気もします。いくら部に愛着があったとしても、今から社会に出ようというときの「1年」って、けっして短くは感じないと思うし。
そこまでして、京大にアメフトの強豪チームをつくる意義って…
もちろん、そういう「歪み」が、この「部のために留年しなければならなかった3人」に、こんな極悪非道な犯罪に奔らせたと短絡的に結びつけていいものかどうかはわかりませんが、「スポーツが人間の心を鍛える」というのは、その「人間」によるのだ、ということなのでしょう。
しかし、こんなのって、何のための「文武両道」なのでしょうか。
頭が良くてスポーツもできて、モラルが最低の人間って、ある意味、すべてにおいて最低の人間より、よっぽど性質が悪いんじゃないかね。
01月27日(金)
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