ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■K−1ファイター「武蔵」誕生秘話
 まあ、いろいろと毀誉褒貶はあるものの、日本を代表するK−1ファイターであることは間違いない武蔵選手のデビュー前の話。なんだかもっと、「熱血」とか「青春」していたのかと思ったら、「毎日アンディ・フグたちにボコボコにされ、食事のときに同じくらいの立場の仲間たちと悪口を言い合うのが唯一の楽しみだった」なんて話は、もう涙なしでは読めません。今となっては、武蔵にとっても「いい思い出」になっているのでしょうけど。
 それにしても、「武蔵」のリングネームは、最初は、”ケンシロー”の予定だったんですね。思わず噴き出してしまいました。もちろん、営業サイドは、あの『北斗の拳』のケンシロウを意識していたのでしょうけれども、90年代半ばのK−1は、格闘技マニア以外の一般の人たちにはほとんど知られていない、ストイックな大会だったらしいので、そんな中に”ケンシロー”として登場するなんて、武蔵さんの「うわ〜嫌やな、イロモンになるの嫌やな」という気持ちもよくわかるというものです。プロレスだったら、そういうふうに「キャラを立てる」というのもアリだったのかもしれませんが。
 さすがに”ケンシロー”イロモノ的すぎるということだったのでしょうか、結局、リングネームは”武蔵”になるのです。考えてみれば、判定勝ちが得意な”ケンシロー”というのはやっぱりちょっとイメージが違うので、結果的には”武蔵”で正解だったような気もします。いや、宮本武蔵だって、言いたいことはあるかもしれませんが。
 しかし、こういうリングネームっていうのは、活躍できればいいけれど、ダメだったら本当に恥ずかしいでしょうね。野球の”イチロー”だって、あれだけ活躍したからみんな認めていますけど、そんなにセンスのいい「登録名」なのかどうかは、客観的に考えるとちょっと微妙ですし。

 ところで、「アンディ・フグを秒殺したパトリック・スミス」とのデビュー戦なのですが、どんな酷い目にあわされたのかと思いきや、なんと武蔵がKO勝ちしているのです(参考リンク:「判定王」K−1武蔵の戦績)。うーん、武蔵って、やっぱりタダモノではないのかもしれない…
 

01月19日(木)
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