ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■宮崎勤の17年間
でも、僕は彼が「責任能力なし」で無罪とかになってしまったら許せないだろうし、宮崎勤かがあれだけの酷いことをしておきながら、17年間も生き、このような妄言を世間にばら撒いているのが許せないし、そういう社会というものにやるせなさを感じるのです。宅間のときも「反省の言葉もないままに死刑にするのは…」という「人道的な人びと」がいましたが、僕はこんな人間が「反省の言葉」を口にするのを17年も待つ必要があるのか?としか思えません。「こんな悪党でも、最期は人間らしくなった」ということで安心したいのかもしれませんが、「宮崎勤の後継者」たちは、次から次へと登場してきていて、「反社会的な犯罪者の高級ブランド」と化してきているのです。
この男の快楽のために時を止められてしまった子どもたちの時間は、もう二度と戻ってはきません。
「どうしてこんな事件が起こるのか?」と問いかけてみても、「そういう人間が、世の中には存在するのだ」という結論にしか達することができなくて、ただ、悲しくなるばかりです。
この17年間で、事件への記憶が薄れたためか、価値観が多様化したためか、世間は、「オタク」に対して少しだけ優しくなり、「宮崎勤みたい」と揶揄する人たちは、ほとんどいなくなりました。そして、「幼女趣味」も「反社会的な行為」も、「それも個人の趣味だから」ということで、世間は寛容になってきているようにも感じるのです。
「オタク狩り」が正しいとは思えないけれど、「他人に迷惑をかける、誰がどうみても正しくないことまで『個人の自由』だと放置されてしまう社会」というのが、果たして「生きやすい世界」なのでしょうか。
僕たちは、宮崎勤をどうすればよかったのか?
この犯罪を「予防する」ことはできたのか?
そもそも、宮崎勤は「人間」だったのか?
結局、17年を経て僕の心に浮かぶのは、怒りというよりは、「世の中というのは、所詮、理不尽なものなのだ」という諦めだけなのです。
「責任能力」って、いったい、何なんだよ…
01月17日(火)
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