ID:60769
活字中毒R。
by じっぽ
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■三谷幸喜が語る、ミステリーとしての『古畑任三郎』
三谷さんが考えている『古畑任三郎』というのは、「ミステリー風味の人間ドラマ」であり、トリックというのは、その味付けのひとつにしか過ぎない、ということなのでしょう。「あんなこと、できっこない!」なんて、トリックの巧拙だけで評価されるのは、三谷さんにとっては本意ではないのでしょうね。むしろ、「現代劇」としての犯人と古畑の心理戦こそ、『古畑任三郎』の真骨頂。
いずれにしても、「本格派ミステリー」を書く人にとっては、現代というのは本当に難しい時代のようです。これだけの長いミステリーの歴史のなかで、「誰も発表していなかった新しいトリック」なんて、そう簡単に思いつけるわけもないのだし、作家の頭脳はひとつしかないけれど、それを「検証」する読者は、その何千、何万倍というのだから。
まあ、読者としては残念なのですが、一市民としては、「完全犯罪が難しい時代」というのは、それはそれで悪いことではないような気はしますけど。
01月05日(木)
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